子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

ページID1003950  更新日 令和6年3月8日

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キャッチアップ対象者の方の定期接種期限が令和6年度末までです。

平成9年度から平成19年度生まれの女性で子宮頸がん予防(HPV)ワクチン接種がまだお済でない方の定期接種(無料)で接種できる期限が令和7年3月31日となっております。接種を希望される方はお早めに接種をお願いします。

 

  • 接種を希望されている方は、接種は合計3回となり、完了するまでに約6か月間かかります
  • 子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを自費で接種した方への(償還払い)についても期限は令和7年3月31日となります。

子宮頸がんについて

子宮頸がんは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、日本では年間約1万人が発症し、最近は20歳~30歳代の発症率が急増しています。ほとんどがHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で、HPVは性行為により感染します。HPVには多くの型があり、そのほとんどは問題を起こしませんが、特定の型のHPVによる持続的な感染をすると、前がん病変につながり、未治療の場合、子宮頸がんに進行してしまいます。

接種勧奨の再開について

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)は、平成25年(2013年)6月14日付の厚生労働省通知に基づき、積極的な接種勧奨を差し控えていましたが、令和3年(2021年)11月26日付で同通知が廃止されたことに伴い、積極的勧奨を行うことが決定しました。

 

 

HPVワクチン及び効果について

 HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV(ヒトパピローマウイルス)の16型と18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50~90%を防ぎます(接種するワクチンの種類によって異なります)。日本で使用できるHPVワクチンは3種類(サーバーリックス:2価、ガーダシル:4価、シルガード:9価)の3種類があります。

令和5年度より子宮頸がんワクチンであるシルガード(9価)が公費による接種対象となりました。

  • サーバーリックス(2価)及びガーダシル(4価)

  HPV16型・18型に効果があり子宮頸がんの原因の50~70%の感染を防ぎます。

  • シルガード(9価)

  HPV16型・18型の他・31型・33型・45型・52型・58型に効果があり子宮頸がんの原因の80~90%の感染を防ぎます。

 

 

 

ワクチンの接種方法

HPVワクチンの種類や接種する年齢によって、接種の回数や間隔が異なります。

ワクチンの接種方法

3種類いずれも、1年以内に接種を終えることが望ましいです。

 ※1 1回目と2回目の接種は、通常5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

 ※2‣3 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回は1回目から1か月以上(※2)、3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。

 ※4‣5 2回目と3回目の接種がそれぞれ1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。 

 

‣HPVワクチンの接種間隔:1か月とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。 

  例:9月30日の1か月後は10月30日、1月30日の1か月後は3月1日

※新型コロナウイルスワクチンとHPVワクチンとの接種間隔は、前後2週間以上あけて接種してください。

接種にあたっての注意事項

接種希望の方は、下記注意事項及び、予防接種の必要性や副反応を十分ご理解され納得したうえで、受けていただきますようお願いします。

 

HPVワクチンの副反応について

HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれに、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)がおこる場合があります。

HPVワクチンの副反応

※予防接種後に痛みやしびれが持続する場合は、通院中の医療機関、または接種を受けた医療機関へご相談ください

定期的な接種勧奨について

 

  • 対象者  小学6年生~高校1年生相当の女子 (※接種時点で、有田市に住所があること)
  • 接種費用 無料
  • 接種期間 高校1年生(相当)になる年度の3月31日まで        
  • 持って行く物   (1)予診票 (2)母子手帳(忘れないようにしてください。)

  

後追い接種(キャッチアップ)について

子宮頸がん予防ワクチン接種(全3回)が完了していないキャッチアップ対象者(積極的な接種勧奨の差し控えにより、接種の機会を逃した方)

  • 対象者 平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女子(※接種時点で、有田市に住所があること)
  • 接種費用  無料
  • 接種期間  令和7年3月31日まで(定期として無料で接種できる期間)
  • 持って行く物 (1)  予診票

          (2) 母子手帳(忘れないようにしてください。)

実施医療機関

※接種する場合は、事前に予約が必要です

実施医療機関

※有田市以外で受けられる場合は事前に必ず保健センターまでご連絡ください。

予防接種健康被害救済制度

重い副反応が生じた時など、厚生労働大臣が予防接種法に基づく、定期の予防接種によるものと認定したときは、健康被害救済の給付の対象となります。

子宮頸がん検診を受けましょう

子宮頸がんワクチンを接種しただけでは、全てのHPV感染を予防することはできません。

子宮頸がんを早期発見するために、ワクチン接種を受けた方も、接種を見送った方も、子宮頸がん検診を定期的(2年に1回)に受けることが重要です。

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 健康推進課
〒649-0304 和歌山県有田市箕島27
電話:0737-82-3223
ファクス:0737-82-5388
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