かとり線香

ページID1001460  更新日 平成30年9月27日

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写真:上山英一郎の銅像

我が国除虫菊産業の基礎を築く上山英一郎の銅像です。千田の須佐神社のそばに建っています。上山氏は代々みかん栽培をして栄えてきた上山家の7男で慶応義塾に学び、除虫菊とめぐり合い、日本の除虫菊産業の基礎を築いた人で、大日本除虫菊株式会社(金鳥)の創始者です。

除虫菊

東ヨーロッパの野原にはえていた「ソロムシヨケギク」は虫を寄せつけない性質があり、それで人々は昔から花を粉にして、虫よけに使っていました。 明治20年前後にこの地に植えられ、上山英一郎、御前七右衛門等の先覚者の努力によって、何年もかかり「シロバナジョチュウギク」と名前を付けて、有田の農家につくることを勧めました。5月になると田や畑に雪が積もったように除虫菊の花が真っ白に咲き乱れ、除虫菊づくりは日本各地に広がり、これを原料にしたかとり線香づくりなどが盛んになって、今日の産業まで育て上げられました。

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