立神社

ページID1001454  更新日 平成30年9月27日

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写真:立神社 外観

野の西端にあり、祭神は大屋毘古神を祀っています。嘉応元年(1169年)宮崎定範が宮崎郷を領し、一城を築き、この立神社境内へ別に社殿を創造し、熊野十二柱の神を祀り、数代崇敬しました。天正年間(1573年~91年)、豊臣氏の南伐に当り、居城も攻め落とされ、その兵火により当社殿も焼失しました。また、代々の紀州藩主の信仰が厚く、徳川光貞が石の鳥居、治宝が扁額を寄進しています。
なお、社叢にはホルトの木、ばくちの木、ヒメユズリハ、スダジイなどが繁り、蝶類のヤクシマルリシジミの本県における最北端の分布記録地で県自然環境保全地域として指定されています。

古伝によると、この地は有田川の衝に当り、巌下は深淵をなしていて、その上に立つ数丈の奇巌を「立石」ということから考えると、立神の称はこの巌から起こったものとされ、水主神を祭ったものだろうといわれています。

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