安養寺

ページID1001455  更新日 平成30年9月27日

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写真:安養寺文書

古江見にあり、真言宗仁和寺派、古江見山平等院といいます。 寺伝によると弘仁年中(810年~23年)空海が開基したといわれ、七堂伽藍がありましたが、その後荒廃し、建久年中(1190年~98年)一度再興されました。また、宮崎氏の代々の祈願所でした。しかし、天正の兵乱(1573年~91年)で戦災し、寺領も豊臣秀吉によって没収されました。歴代の住職も寛文7年(1667年)6月に没した養諄法師以前は明らかではありません。また、古江見寺や安養寺に関する鎌倉時代以降安土桃山時代にいたる古文書21通を伝えています。この文書のほとんどは、藤原や大中臣を名乗る人々や寺僧または荘官の古江見寺(観音)または安養寺への田地の寄進状ですが、室町時代に当地を支配した宮崎氏の禁制や免許状その他があって、当地方の中世資料として非常に意義深いものです。

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