新有田市立病院基本構想
新有田市立病院基本構想
有田市立病院は、昭和25年10月、有田市の前身である箕島町の国民健康保険直営病院として現在地に開設されました。以降昭和29年の町村合併、同31年の市制施行という本市の発展に伴い増大する地域医療の幅広い医療需要に応えるため、施設・設備の充実と診療機能の向上を図りつつ地域住民の健康の保持と増進に大きな役割を果たしてきました。
現在の有田市立病院は、経年による施設設備の老朽化、汎用性の低さ、度重なる増改築で院内の動線が複雑で非効率な状態であるなど様々な課題を抱えており、有田保健医療圏唯一の公立病院として、多様化する医療ニーズや少子高齢化、人口減少といった社会情勢等の変化が顕著となってくるなかで、将来に向けて安定的、継続的に地域医療を担うことのできる新有田市立病院を建設することが必要となっています。
市民の皆様に安全・安心な医療を将来にわたって安定的に提供するために今後の市立病院の方向性について取りまとめた「新有田市立病院基本構想」を策定しました。
本市の未来を見据え、あるべき医療の姿について、新有田市立病院がより良い医療の提供拠点となるよう、建設に向けて取り組みを進めてまいります。
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