市長の活動(令和4年5月)

ページID1003870  更新日 令和4年6月8日

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5月27日(金曜)第54回有田市消防総合訓練

 消防総合訓練を実施しましたところ、市消防団をはじめ、海南海上保安署、有田湯浅警察署、ENEOS株式会社和歌山製油所のほか、多くの関係者の皆様に御協力をいただきました。

 『備えあれば、憂いなし』のことわざにあるように、日頃の備えや訓練が重要となってきます。まずは、このような連携訓練を通じ、火災だけでなく自然災害などの発災時における初動体制の確認を関係者間で行っておくことが大変重要であると再認識しているところです。

 また、市としましても、南海トラフ巨大地震や東海・東南海・南海地震など、いつ発生してもおかしくない巨大地震への対策として、まず高台に避難するという気持ちを市民に啓発していくとともに、避難路整備や避難先の確保などソフト・ハード両面で、市民の生命と財産を守るという責務を果たすべく防災対策に全力をあげて取り組んでまいります。

写真:訓練

写真:訓練を見守る市長

写真:整列する市長

「Cheers Agri Project IN ARIDA」

 みかん農業振興のため、有田市が熱望して株式会社リクルートホールディングスと平成29年度から取り組みを開始した「Cheers Agri Project IN ARIDA」(CAP)。みかんの販売単価向上やふるさと納税の成長など、リクルートの支援により得られた成果・知見が一定の成果を得たことから、今後は有田市役所主体で実施していきます。

 ここまでくることができたのも、リクルート様はじめ、伊藤農園様、早和果樹園様、そして農家の皆様の協力があったからこそだと思っています。CAPに取り組んで一番成長させてもらったのは私自身で、短い期間でマネジメントしていくスピード感や内容が濃い特別なプロジェクトでした。

 このプロジェクトを通して、私自身も含め、職員の普段の会話の質や会議での会話の質が大きく変わりました。今後も、リクルートイズムをうまく取り込んでいきたいと思います。CAPという形態は終了しましたが、引き続き、(1)農家所得の向上(2)新規就農者の獲得(3)生産性の向上の3つを軸に、取組を加速させていきます。

写真:CAP会議

5月23日(月曜)全県市町村長会議

 全県市町村長会議が開催され、出席しました。対面形式では3年ぶりの実施となり、住民の利便性の向上や行政運営の効率化に向けたデジタル変革や、2025年の大阪・関西万博に向けた機運の醸成などについての意見交換に参加してきました。

 私からは、万博について1点お願いさせていただきました。和歌山県には、高野熊野など、素晴らしい資源がたくさんあります。我々も農業や漁業等の、なりわいとして歴史文化がずっと残っている有田地域にも光が当たるような磨き方を3年かけて行っていきたいと思っているので、ぜひお力添えをいただきたいということをお伝えさせていただきました。

5月19日(木曜)令和4年度有田市原産地呼称管理委員会みかんジュース官能審査会

 この審査会も過去2年間はオンラインとの併用という形で実施してきたので、審査員の皆様にお集まりいただいて開催ができたのは3年ぶりとなります。新規感染者数も増減を繰り返しており、終息の見込みは立たない状況ですが、感染対策を徹底しながら、新しい方法を織り交ぜながら日常生活を取り戻していきたいと思います。

 12年目を迎える今回は、3法人5銘柄、7個人9銘柄の全14品の申請があり、みかんジュースの官能審査委員会が始まって以来最多となる申請数となりました。今回、このうちの13品が厳しい審査をクリアし、今回有田市認定みかんジュースに認定されました。

 12年前にこの審査を始めた時は、審査する対象のジュースが「2品」だった時もありました。そんなところから、これまでの取組が市内事業所の方々へ浸透し、昨年は申請数が10品を超え、今年は14品と、感慨深いものがあります。

 今年度、2025年の大阪・関西万博を見据えて、「ALL ARIDA協議会2025」を官民共同で立ち上げました。万博の来場者の方々が有田への周遊観光を考えてくれた場合、我々は「食」に応える十分な資源があると考えています。ジュースもその一つで、万博を契機とした本市への誘客促進のため、どのようにうまく提案していけるか、審査員の皆様のお力も借り、相談させていただきながら進めていきたいと思っています。

 今回認定されたみかんジュースは、各事業所のショップや有田市オンラインショップ、有田箕島漁業協同組合直営 新鮮市場「浜のうたせ」等でも販売予定ですので、皆様ぜひ一度ご賞味ください。

写真:審査員に挨拶する市長

写真:令和4年度認定みかんジュース

5月11日(水曜) ENEOS株式会社へ署名提出

 ENEOS株式会社和歌山製油所の機能停止の発表後、有田市・国・県・海南市が参加する「和歌山製油所エリアの今後の在り方に関する検討会」をはじめとし、跡地活用の検討を関係各位のご協力のもと実施しています。

 市連合自治会様においては操業停止撤回を求める20,893筆もの署名を集めていただき、自治会様と共にENEOS株式会社本社に持参し提出してまいりました。

 人口約27,000人のまちの20,893筆の署名は非常に重く、改めて操業停止により計り知れない影響があるものと認識するとともに、私からは「これだけ多くの署名が集まる和歌山製油所は、国内にある他の製油所とは違う。特別なまちの工場として活用を考えていただきたい。」と署名提出の際にお伝えしました。

 今後においても、歴史ある和歌山製油所の跡地活用について国や県、関係各位にご協力いただきながら、協議を進めていくとともに皆様方へも適宜情報発信してまいりますので、引き続きのご協力よろしくお願い申し上げます。

5月9日(月曜)令和4年度 有田市市政功労者表彰式

 永年にわたり本市の発展に寄与され、また、市民の模範となる善行を積まれた10名と1団体の方々に、顕彰状、表彰状を贈呈させていただきました。

 今日の有田市があるのは、皆様のご尽力、ご努力の賜物であり、長い年月にわたり、自治、福祉・保健、産業、教育、善行など様々な分野で、市政の発展や地域の振興のために、ご尽力をいただきました皆様に、厚く御礼を申し上げます。

 これからも豊富な知識、ご意見を頂戴し、さらに有田市が発展するよう、ご支援とご協力をお願い申し上げます。受賞者の皆様、おめでとうございます。

写真:受賞者の皆さんと記念撮影

写真:挨拶する市長

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