市長の活動(令和4年3月)

ページID1003872  更新日 令和4年3月18日

印刷大きな文字で印刷

3月12日(土曜)初島中学校閉校式

 まずは、初島中学校の閉校式にあたり、公私ともご多忙の中ご出席いただきましたご来賓の皆様に厚く御礼を申し上げます。また、ご参列いただきました卒業生、在校生、地域の皆様にも心から感謝申し上げます。

 初島中学校は、昭和22年に椒村立椒中学校として開校され、昭和28年には初島町制施行により初島中学校となり、昭和37年の有田市との合併を経て、これまで75年にわたり4,440名の卒業生を輩出してきました。

 同窓生の方々にとってはかけがえのない母校であり、地域に愛されてきた初島中学校が歴史の幕を閉じることは、関係者の皆様にとっては言葉では言い尽くせないほどの寂しさをお感じのことと拝察いたします。

 地域とともにあった初島中学校は閉校となりますが、卒業生の皆さんはそれぞれ新たな一歩を踏み出し、また在校生の皆さんは、箕島中学校へ通われることで多くの新しい出会いが待っています。初島中学校で学んだことを忘れることなく、初島中学校の生徒であったことの誇りを胸に新たな道を進んでいってください。

 現在、令和6年度に開校する「有和中学校」を建設中ですが、行政としては、子どもたちの豊かな心を育み、これからの時代に則した教育環境の充実を図るとともに、学力向上に向けて全力で取り組んでまいりますので、関係者の皆様におかれましては、引き続きのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

写真:式辞を述べる市長

写真:記念モニュメントの除幕式

写真:最後の初中ソーラン

3月10日(木曜)明治安田生命保険相互会社との包括連携協定締結式

 この度、有田市にも健康と元気を広めていただけるとのことで、明治安田生命保険相互会社様からお声がけをいただきました。

 行政が「健康」という言葉からまず一番に思い浮かべるのは「健康寿命の延伸」であり、本市におきましても健診や教室、啓発イベント等、様々な取り組みを組み合わせ、健康寿命の延伸に取り組んでいます。昨年4月からは、新しい事業として「結婚」「妊娠・出産」「子育て」「自立」までの各ステージを、有田市全体で応援していく「Marry You」事業を展開しているところです。

 特に、今回の連携事項の中にもある「健康づくり」や「結婚・出産・子育て支援」に関することは、我々の長期総合計画やMarryYou事業の根幹部分となるため、明治安田生命様のお力添えをいただけるのは大変心強く、この協定締結を契機とし、お力を借りながらより一層、健康に関する施策や子育て支援に取り組んでまいります。

写真:協定書を手に持つ二人

3月9日(水曜)(仮称)誘客促進協議会

 新型コロナウイルスの第6波もようやくピークを過ぎ、我々はウィズコロナ、アフターコロナを見据えて、未来見向けてどうバトンをつないでいくか、先を見据えて様々なことに取り組んでいかなければなりません。

 3月は、来年度予算を議会で承認いただく時期で、今年も二つの投資を念頭に置いています。一つ目は、集約しながら良いものを作っていく、持続可能なまちにするための投資。二つ目は、市民の皆様が心明るく、活気にあふれる街を作るための投資。

 二つ目について、昨年の温泉協会の講演会で講師を務めさせていただいた際、「万博が2025年に関西へやってくる、我々もそれを見据えてエンジンをかけていきましょう」ということで話をさせていただいたところ、賛同していただく方がいて、今回の(仮称)誘客促進協議会を発足させるに至りました。

 2025年は遠く思えてもう3年後です。万博では、期間中に約2,800万人が来場し、経済規模2兆円とも言われています。仁坂知事も、現在関西広域連合長として「万博で和歌山への送客装置を作る。パビリオンを訪れて、和歌山へ行ってみたい、と思ってもらえるように力を入れている」とお話されています。我々も観光客の皆さんに選んでいただけるよう、実を結ぶためにしっかり取り組み、皆様と一緒に、未来に向かって進んでいけたらと思っています。

写真:協議会

写真:協議会で挨拶する市長

3月2日(水曜)有田市議会3月定例会

 午前10時より有田市議会3月定例会が開会され、予算案件、条例案件、人事案件等で計22件についての提案理由を説明いたしました。

    ***望月市長挨拶(提案理由)一部抜粋***

 さて、ご承知のとおり、1月25日にENEOS株式会社和歌山製油所の機能停止の発表がございました。本市と共に80年以上に渡り発展してきた存在ですので、言葉に言い表せない衝撃であります。

 発表以来、私のところにも多くの市民の皆様方から不安の声をいただいておりまして、1日も長い存続を願うとともに、一方で機能停止後の跡地活用についての検討をお願いしてきたところです。

 そうした中、先週2月25日には発表後1ケ月という速さで、国や県、関係各位のご尽力のもと「和歌山製油所エリアの今後の在り方に関する検討会」がENEOS株式会社の呼びかけにより開催され、私も地元の代表として出席してきたところです。

 市としては今後、本検討会を通じ、これからの将来の光を地域の皆様方に示していくため、国・県・海南市と連携し本質的な議論を行ってまいります。また、本市がこれまで同様、ENEOS株式会社と共存できるようなまちとなるよう、市民の皆様のご協力のもと、様々な取り組みを行い、未来に向けた雇用の確保に取り組んで参ります。

 次に、令和4年度予算の説明に先立ちまして予算編成に対する基本姿勢の一端を申し上げます。本市においては、これまでのふるさと応援寄附への積極的な取組みと財政健全化の成果による確固たる財政基盤のもと、時機を逸することなく、スピード感をもって施策・事業に対しチャレンジしていく姿勢が求められております。

 そのため、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応を図りつつ、中学校をはじめとした公共施設の再編による新たなまちづくり、地域資源や民間活力の活用など、将来を見据えた施策・事業に対し、積極的な投資を行う予算編成とし、一般会計当初としては、 昨年度当初予算を上回り市政施行以来最大規模の予算額となりました。

 時代の流れと共に本市においても大きく社会情勢が変化しようとしておりますが、未来に向け、各種施策に取り組んで参りますので議員各位におかれましては、一層の御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

経営管理部 秘書広報課
〒649-0392 和歌山県有田市箕島50
電話:0737-22-3715
ファクス:0737-83-2222
経営管理部 秘書広報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。