市長からごあいさつ(令和5年5月)「これまでの日常へ」

ページID1004223  更新日 令和5年5月1日

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写真:望月良男市長


 私たちの日常の風景として溶け込んでいるみかんの山々。花が咲き、まちが良い香りにつつまれる頃になりました。このように毎年、花が咲き、実を結び、果実が成長するよう、皆様の日常の節目、節目を地域ぐるみで応援しようと始まった「マリー・ ユー」も今年で3年目を迎えます。

 さて、新型コロナウイルス感染症への対応も転換期を迎え、法律の上で結核などと同じ「2類相当」とされていた分類が5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられます。引き下げに伴い、患者や濃厚接触者の行動制限がなくなるなど、これまでの感染症対策とルールが大きく異なることとなります。

 また、感染状況に目を向けると、湯浅保健所管内では新規感染者数も落ち着き、コロナも終息に向かっていることを感じます。日々の感染症対策は大切にしつつ、マスクの着用については個人の判断ということで、私も普段はつけていません。振り返ってみると、コロナ禍であったこの3年間は、普通に人と会うことがはばかられ、マスクの着用や手指消毒、黙食など、かつて想像もしなかったことが日常生活となり、非日常が日常へと置き換わった期間であったと痛感しています。

 そのような期間を経て令和5年度がスタートし、ひと月が経過しました。これまでの3年間とは違い、来客が増え、自治会の皆様方や各種団体とのコミュニ ケーションも増え、以前の環境に戻りつつあることに感謝するとともに、嬉しさを感じています。それぞれの環境や立場での要望などたくさんいただき、課題は尽きないと改めて思うとともに、一つずつ丁寧に課題をクリアしていくため、皆様方のご理解とご協力のもと、今年度も行政一丸となり市役所の本分を果たしてまいります。

有田市長 望月 良男

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