市長からごあいさつ(令和5年2月)「民間による産科クリニック開設検討」

ページID1004226  更新日 令和5年2月1日

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写真:望月良男市長


 「育ててくれてありがとう」、「お母さんにありがとう」という感謝の言葉を聞かせていただいた「有田市はたちのつどい」。先月、晴れ着に身を包んだ皆様がふるさとで久しぶりの再会を喜ぶとともに、凛とした姿で式典に出席されました。有田市で育った皆様がそれぞれのステージでご活躍されることを、大いに期待しております。

 さて、有田市立病院で平野医師が産婦人科医として着任したことにより、昨年2月から有田地域での分娩が継続されています。しかしながら、所謂勤務医師の労働時間規制により、令和6年4月から現状の医師1名体制では分娩継続が不可能な状況にあります。

 子どもを産み育てる環境整備の施策としては、例えば妊婦の市外通院に係る交通費助成なども検討したところですが、多くの要望をいただいている有田圏域での分娩をあきらめず継続していくため、湯浅町、広川町、有田川町とも連携し多角的に協議を進めています。

 そのような中、現在千葉県にある医療法人社団より産科クリニックの運営について事業提案をいただき、平野医師を含めて民間による開院について、協議を重ねているところです。開院場所については、閉所する糸我保育所を予定しており、有田郡3町にも近いという地縁も生かし、財政支援など1市3町協力体制のもと取り組んでいきたいと考えています。

 保育所としては閉鎖する糸我保育所が新たな施設として生まれ変わり、新たな命が生まれる場所としてだけでなく、まちづくりの拠点施設となる事も含めて協議、検討していきますので皆様のご理解をよろしくお願い申し上げます。

                                         有田市長 望月良男

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