市長からごあいさつ(令和5年1月)「挑戦続行」

ページID1004227  更新日 令和5年1月1日

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写真:望月良男市長


 市民の皆様には希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、市政各般にわたり格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

 日本国内が歓喜に包まれた昨年のサッカーワールドカップでは、日本代表チームが優勝経験のある強豪国に歴史的勝利を収めました。国民の熱くも厳しい目がある中、果敢に相手に立ち向かう姿に私たちも勇気をいただきました。

 さて、全国的に3年ぶりとなる行動制限のない年始を迎え、新型コロナウイルス感染症対策を講じながらもウィズコロナで社会経済活動が行われています。本市においても市民生活を応援し、市内事業所の経済活動の活性化を図るべく、「市民生活応援商品券」の利用と「キャッシュレス地域活性化事業」について1月末を期限として実施していますので、ぜひ皆様も積極的なご利用よろしくお願いします。

 昨年を振り返りますと、市行政においては、持続可能な自治体運営のため、未来に向けた施策を重点的に推し進めてきた年でありました。

 そうした中、令和5年2月には有和中学校新校舎が竣工し、4月には和歌山医療スポーツ専門学校が初島中学校跡地に開校、そして、指定管理者制度による有田市立病院が4月1日よりスタートします。地域医療充実のため、指定管理先の公益社団法人地域医療振興協会と共に安全・安心な医療提供を行うとともに、令和8年開院を予定している新市立病院建設に向けても、取り組みを進めてまいります。

 併せて有田圏域で安心して子どもを産み育てる環境整備として、閉所する糸我保育所跡地での民間による産科クリニック開院についても、具体的な検討を始めているほか、誰もがスポーツに親しむことで、心身ともに豊かな生活を創出する場となる新都市公園の整備も予定どおり進捗しています。

 まちづくりの大きな転換期にある本市において、本年も飛躍する未来への新たな挑戦について取り組みを進めていくとともに、基幹産業である農業や水産業にも引き続き注力し、2025年の大阪・関西万博に向け官民共同でいち早く立ち上げた「ALL ARIDA協議会2025」による誘客促進への取り組みも加速化し、皆様と共に挑戦を続けてまいります。

 また、ENEOS株式会社和歌山製油所の跡地活用については、昨年11月に和歌山製油所を持続可能な航空燃料の製造に関する事業化調査の対象製油所に決定する旨の発表をいただき、新たなエネルギー製造がこの有田の地で始まることに、大変嬉しく思うとともに大いに期待するところであります。市としましても、今後も事業の実現に向けてあらゆる面で支援、協力していきます。

 今年の干支は「卯」。卯年は新しいことに挑戦するのに最適な年と言われています。耳を立て、アンテナを高くし、常に進化を求め、新しいことに挑戦することで時代に即した持続可能なまちとなるよう市政運営を進めてまいりますので、市民の皆様にはより一層のご参画とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 結びに、本年が皆様にとりまして、幸多き年となりますことを心からお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

有田市長 望月 良男

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