市長からごあいさつ(令和5年11月)「切磋琢磨」

ページID1004217  更新日 令和5年11月1日

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写真:望月良男市長


 4年に一度のうるう年は、暦と季節のずれを補正しているもので、人間が地球の営みに社会環境を合わせるために創り出したこの法則に、先人の知恵とたゆまぬ努力と歴史とロマンを感じます。

 本市の4年毎では、本年9月に有田市議会議員選挙が執り行われ、新たな市議会議員15名が誕生しました。選挙戦の大変さは私の身にも染みていますので、関係の皆様には酷暑での活動に心から敬意を申し上げます。本当にお疲れ様でした。改選後の初議会は新人議員さんにもはつらつとご議論いただき、10月20日に無事閉会を迎えました。議決いただいた案件を私たち執行部は責任をもって遂行してまいります。

 さて、地方自治体の議会は二元代表制の元、法に則り唯一の大きな目的である市民の幸せを実現すべく議論を重ね、積上げ、結論を導くものです。執行権限を有する市長はじめとする市当局は、市長選挙を通じて約束を交わした公約を実現させるため、全力で知恵を絞り、そこに求められる公平性や変革意識など常にバランスを重要視しつつ、行政組織や関係者と協力し議案や予算というものに落とし込み形づけたものを議会に提案します。そして、それらの是非の議論を重ね決定するのが市民から選ばれた議員で構成する議会となります。これが議決権です。ゆえに、議会での議論の質というものが極めて重要で、市長も、議会もこのことに向き合い続け、互いに切磋琢磨、成長し続けることが市民の幸せに繋がるものと信じて疑いません。このことを肝に銘じ、今後ともまだ見ぬ有田市の素晴らしい未来づくりに邁進いたします。

 市議会議員選挙とともに暑い夏が過ぎ、すぐそこには立冬が控えています。実りの秋という素晴らしい季節、市民の皆様のご健康と心からの笑顔を願い、11月のご挨拶といたします。

有田市長 望月 良男

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