市長からごあいさつ(令和4年5月)「市立病院指定管理者制度導入」

ページID1003846  更新日 令和4年5月17日

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写真:望月良男市長


 初夏の訪れを感じるみかんの花。花ことばの一つに「花嫁の喜び」があります。毎年花が咲き、果実が成長するように、今年度も地域ぐるみで二人の未来を応援する「マリー・ユー」を実施しますので、今月号の特集をぜひご覧ください。

 さて、地域の分娩、感染症対策をはじめ有田圏域唯一の公立病院として地域医療の責務を担う有田市立病院は、これまで市民の皆様からの大きな期待と関心がある一方、医師招聘の難しさや経営難により様々な経営改革や検討を重ねてきました。未来に向けた地域医療の充実のため、他病院との連携や広域化など様々な経営形態を考えてきたところですが、先の市議会3月定例会において、公設民営による指定管理者制度を導入し、公益社団法人地域医療振興協会を指定管理先とすることの議決をいただきました。

 同協会は地域医療の確保と質の向上を目的に、医師数1,000名以上に及ぶ自治医科大学出身者が中心となって設立された団体であり、民間視点でスケールメリットを生かしながら効率的な経営をすることが可能となります。また、市立病院を和歌山県内における自治医科大学出身者の活動拠点とすることも想定しており、患者のファーストタッチを幅広く診る総合診療医体制の整備など、将来にわたる地域医療の充実を図ることができます。

 今後、令和5年4月の指定管理移行に向け1年間しっかりと準備していくとともに、新有田市立病院基本構想に基づき、令和8年度の保田中学校跡地での新病院開院に向けても同協会と共に進めてまいりますので、皆様のご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。

有田市長 望月 良男

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