市長からごあいさつ（令和4年9月）「その先に健康がある」

　先月、生涯健康社会推進機構主催の「健康まちづくりフォーラム」にお呼びいただき、自治体の課題共有として、有田市の事例を発表させていただきました。 フォーラムには自治体首長や民間企業が出席しており、それぞれの立場からのご意見をいただき大変有意義な時間となりました。また、主催された機構とは、昨年度から事業評価をしていただくなど、本市の健康課題解決に向けて協力いただき、協議を重ねているところです。

　健康に関する取り組みについて検証する中で、成果の出た事業に共通することとしては、同じ目的の仲間や手厚い指導、見守りがあるというところであり、大切なのは楽しくできること、それぞれの個人にあった目標設定、人々の感情を考えたスキームをつくることだと実感しています。

　そのため、解決したい課題について民間企業にも協働いただき、保健医療関係の方々に限らず、食品関係、エンターテインメント関連など幅広い分野から健康につながるよう連携し、検討しているところです。

　「歌や踊りの成長のために一生懸命練習していたら、健康がつくられていた」など、自ら行っている行動が知らずと健康につながる、「その先に健康がある」このようなスキームをつくることができればと考えています。

　人生100年時代と言われる中、行政としても健康寿命延伸のため施策を進めてまいりますが、市民の皆様におかれましても、楽しく一緒に行動していきましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有田市長　望月良男