市長からごあいさつ(令和4年3月)「未来に向けて」

ページID1003848  更新日 令和4年3月1日

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写真:望月良男市長


 年度末を迎え、卒業、旅立ちなどそれぞれの立場で未来への準備をされている方も多いのではないでしょうか。市政においても3月は次年度事業に係る予算案を議会へ提案する時期です。新型コロナウイルス感染症対応を図りつつ、未来に向けた持続可能な自治体経営への投資に係る予算案を丁寧にご説明させていただきます。

 さて、皆様もご承知のとおり、1月25日にENEOS株式会社和歌山製油所の操業停止の発表がございました。人口約27,000人の小さなまちが、石油精製業と共に80年を超える歴史を刻みながら共に発展してきた存在ですので、言葉では言い表せないような衝撃であります。

 時代の流れと共に脱炭素化に向けた新たなエネルギーへの転換など社会情勢が変化し、また、石油の需給ギャップ等から企業合併が進み全国で工場閉鎖が行われていく中、和歌山製油所の存続についても危惧していたところでありますが、今回の経営判断については、非常に残念な発表となりました。

 私のところにも発表以来、市連合自治会様や関連企業様をはじめ、多くの皆様方からの不安の声をいただいており、発表の翌々日の1月27日には嘆願書を提出したところです。今後、和歌山製油所の在り方について検討する協議会において、国や県、関係各位の多くの皆様方のご協力をいただくこととなりますが、私たちが一番当事者意識をもって、地元の代表として様々な皆さんと連携し、未来に向けた雇用の確保に取り組んでいきたいと考えておりますので、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

                                      有田市長 望月良男

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