市長からごあいさつ(令和4年10月)「みかんシンポジウム」

ページID1003841  更新日 令和4年10月1日

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写真:望月良男市長


 みかんのブランド化、農業者の所得向上を目的とした「原産地呼称管理制度」を創設して13年。制度が始まった平成22年には、フルーツでは日本初のチャレンジとなる本制度に、少し不安を持ち、先の見えにくい中、約20軒の農家さんが参加してくださいました。その後10年以上経過し、皆様のご努力とともに、制度で認められたみかんの市場価値は上がり、現在では参加農家が約110軒、また、ふるさと応援寄付金の返礼品においても高い人気となり、全国の皆様に広く知っていただくことで私たちのまちの誇りとなるなど、大きな成果となっています。

 そうした中、先月17日に約500名の皆様のご参加のもと、本制度についての振り返りと、今では約50億円の産業規模といわれている市内みかん産業についての未来をパネルディスカッションするという形で「みかんシンポジウム」を開催しました。

 シンポジウムでは、パネリストの大桃 美代子 氏から「作り手の努力がすごい」、世耕 弘成 参議院議員からは「みかん産業のさらなる成長で豊かさの実現を」と声をいただき、プラチナファーマーの綛田 至 氏からは「この制度は有田みかんのいい宣伝になる」と力強い声をいただきました。

 今後、市としては未来のありたい姿を「令和20年にみかん産業規模100億円をめざす」とし、本制度をさらに発展させ、今では夢のようなこの目標を、これまでの大きな成果同様に、やればできるとの思いで皆様とともに、時代に対応した変革を起こしていきたいと考えています。引き続いてのご協力、ご参画よろしくお願いします。頑張っていきましょう。

                                       有田市長 望月良男

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