市長からごあいさつ（令和4年8月）「和歌山医療スポーツ専門学校開校へ」

　世界保健機関（WHO）は健康について「健康とは肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義付けています。人生100年時代とも言われる中、市としても健康増進についての施策を様々工夫して実施しています。今月号の特集記事にある健康ポイントアプリも一つの取り組みですので、スマホから気軽にご参加ください。

　さて、有和中学校開校に伴い、市内全域での公共施設跡地活用について取り組みを進めており、令和5年4月には地域の皆さんのご理解もいただき、初島中学校跡地に「和歌山医療スポーツ専門学校」が学校法人国際学園の運営のもといよいよ開校する事となりました。

　同校では、県内初の「柔道整復学科」と「スポーツトレーナー学科」をまずは設置し、各科定員30名を募集予定としています。また、今後は日本語学科や介護福祉学科、救急救命士学科も設置する予定であり、幅広い分野での人材育成並びに若い世代の関係人口増を図ることが期待されます。

　国際学園の水嶋理事長は「0歳から100歳まで動けるカラダづくりをめざして、大切な医療人を育て、地域の活性化にも貢献したい」と言われています。

　本市としましても、さらにまちづくり、人づくりに同校とともに全力で取り組むとともに、質の高い学びと豊かな人生設計ができる学校となるよう万全の体制で協力してまいります。

　進学をお考えの学生の方々はじめ、学び直しや医療スポーツに興味のある方はぜひオープンキャンパスにご参加ください。皆様方のご協力よろしくお願いします。

有田市長　望月　良男