市長の活動(令和2年11月)

ページID1003197  更新日 令和2年12月11日

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11月4日(水曜)原産地呼称10年表彰 Arida Premium Quality表彰式

 今回、有田市原産地呼称管理制度の趣旨に開始当初からご賛同いただき、高品質な認定みかんを出品いただいてきた3名の農家さんと3団体の共撰さんを表彰させていただきました。日々おいしいみかんづくりに努力を惜しまず、高品質な有田みかんの生産を続けられておりますことに、心から敬意を表するとともに、心から感謝を申し上げます。

 原産地呼称管理制度を創設して今年で10年が経過しました。この制度は、日々努力して良いものをつくっている農家さんが報われるような社会を作るとともに、有田みかんの価値をもっと高めたいという思いで平成22年度に開始しました。10年という歳月をかけて徐々に浸透し、趣旨に賛同していただける農家さんも年々増加し、近年では100戸を超える農家さんに申請いただいています。

 今回表彰させていただいた農家さんをはじめ、みかん農家さんの熱意に接するといつも深い感動を覚えますし、生み出されるみかんの品質の高さには毎年驚かされます。

 今後も、たゆまぬ努力とそれぞれの工夫で、有田みかんの品質向上に取り組んでいただきますことをご期待申し上げます。市としても、皆さんの熱量に負けないよう、有田みかんの未来のため、引き続きブランド力強化に取り組んでまいります。

写真:受賞者の皆さん

写真:受賞者の皆さんとの記念撮影

11月6日(金曜)令和2年度有田市文化賞表彰式

 今年で28回目を迎える「有田市文化賞」は、本市の文化の発展に貢献したと認められる個人・団体に対し、その功績をたたえ贈らせていただく賞です。本年度は、文化功労賞を御前 明良 様、文化奨励賞を𦚰中 範生 様にお贈りさせていただきました。

 長きにわたり努力と精進を重ねられ、市民の皆様の文化意識の高揚や芸術の魅力、そして豊かな心の育成に多大なるご貢献をいただいており、そのご尽力に対し敬意を表します。

写真:受賞者に対して挨拶する市長

写真:受賞者2名との記念撮影

11月6日(金曜)「鴨米美 ☆カモンベイビー☆」をいただきました!

 糸我地区青少年育成会が取り組まれている「田んぼの学校」で栽培したお米「鴨米美☆カモンベイビー☆」を、糸我小学校の5年生の児童たちが届けてくれました。

 このお米は、糸我小学校の児童たちが地域の方々の協力のもと、田植えや収穫、販売まで、一年を通じて一生懸命作ってくれたものです。今年は2人の児童が届けに来てくれ、緊張しながらも大変だったことや頑張った感想を聞かせてくれました。

 私も小さい頃田植え体験を経験したことがありますが、やはりずっと印象に残っていて、今を生きる小学生の子どもたちにもこうして田植えを体験してもらえることをとても嬉しく思っています。

 地域の方々の協力により運営されている「田んぼの学校」が20年目を迎えられたとのことで、関係者の皆様の長年のご尽力に心から感謝申し上げます。

写真:お米を受け取る市長

写真:お米を眺めながら話す市長

11月6日(金曜)予算編成方針説明会

 令和3年度の予算編成作業が始まるにあたり、係長以上の職員の皆さんに対し、私からの思いを直接伝えさせていただきました。

 今年度の一般会計予算現額は、先の10月補正までで209億5,700万円となり、12年前私が市長に就任した当初の予算が101億だったことに比べると、倍以上の予算規模となっています。単に予算規模を大きくしたということではなく、以前に比べるとかなり質の良いものになっています。

 現在、有田市のまちづくりは、大きな転換期の中にあり、50~60年前に建設された公共施設の多くをどう再編していくか、財政基盤が強靱である中で、新たなまちづくりの投資の機会は大きなチャンスです。こんな時こそ行政のプロとして、住民の皆様にビジョンを示し、チャレンジを続けなければなりません。

 これまで取り組みを進めてきたものを加速させていくとともに、少子化対策や子育て支援、移住定住の促進を重要な柱の一つとしてさらに強化し、未来への投資を最重要施策として持続可能な自治体経営、未来の自治体のため、市民に寄り添って、それぞれの部署でしっかりと考えて予算編成にあたるよう、指示を出しました。

写真:思いを伝える市長

11月26日(木曜)有田温泉協会 第16回献湯祭

 有田川温泉鮎茶屋前河川敷にて、第16回献湯祭が開催されました。自然の恵みの温泉に感謝するもので、毎年11月26日(いい風呂の日)に行われています。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に気を配りながら、有田地域の温泉事業者が集まり、この日汲み上げた一番湯を奉納しました。今年は保田小学校の1~3年生も参加してくれ、神事の後は、奉納した竹筒を持ち出し、お湯を有田川に一緒に流しました。

 行政として、このコロナ禍の状況を注視しながら、温泉協会をはじめ観光協会の皆さんととともに、大切な資源である「有田の温泉」と、それぞれが持つ観光施設とリンクさせながら、観光施策を推進してまいります。

写真:一礼する参列者ら

写真:温泉の恵みに感謝してお参り

写真:深々と頭を下げる児童ら

写真:各施設から汲み上げたお湯を川に奉納

11月27日(金曜)有田市議会11月臨時会

 午前10時より、有田市議会11月臨時会が開会されました。今回の臨時会では、人事院の給与勧告に基づき給与改定をしようとするものについての議決と、教育長の任命についての同意をお願いしました。

 コロナ禍の収束は未だ見込みが立たない状況が続いていますが、引き続き感染拡大防止と社会経済活動の両立のため、高い意識での新しい行動が私たちに求められており、議員各位、並びに市民の皆様方の引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

*令和2年10月定例会より、本会議の録画映像をYouTube「有田市議会チャンネル【公式】」において配信しています。パソコンの他、スマートフォン等でもご覧いただけます。

写真:議場で挨拶する市長

写真:ビデオカメラを設置

「有田市認定みかん」 今年も豊作!

 有田市原産地呼称管理委員会 みかん官能審査会を今年度も6回にわたり開催しており、今年度もすでに100品を越えるみかんが有田市みかん基準認定品として認定されています。

 原産地呼称管理制度も今年で11年目を迎え、有田市認定みかんの認知度も年々あがっています。ふるさと応援寄附では、記念品として有田市認定みかんを選ばれる方が5,000件を越えており、昨年度と比べ1,000件ほど多くなっています。

 今年の9月からは、繁忙期のみかん農業における求人情報をご案内する場を開設し、市のホームページをはじめ、SNSや就農フェアなどにおいて求職を希望する方々に情報発信を行う「みかん農業求人発信事業」を開始しました。また、市職員が休みの日などに、地域貢献活動の一環として、基幹産業であるみかん農業を支援し、報酬を得てみかん農家での活動に従事できるように整備しました。市職員の力を地域で活かし、市民との協働によるまちづくりをより一層推進していきたいと考えています。

 これからもこの誇りある有田みかんを守り続けるために、様々な課題を解決する取り組みを進めてまいります。

写真:挨拶する市長

写真:厳しくチェックする審査員ら

写真:有田市認定みかん

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