市長の活動（令和2年5月）

5月7日（木曜） 令和2年5月臨時会に係る記者会見

　有田市という基礎自治体が、新型コロナウイルス感染症対策として国、県の支援にあわせてどんなことが求められるのか、商工会議所等の外部の方々からもご意見をいただき、経済対策として今何が必要なのかを徹底的に考えてきました。

　影響を受けている事業者の方々は、国や県の助成金や補助金などを申請するという慣れない作業をしないといけません。まずは相談窓口を設けて、しっかりと事業者の皆様に寄り添っていくということを大前提、大方針にしました。そして今回は、「感染拡大防止」「経済対策」「市民生活支援」「教育支援」の4つの視点から、市独自の第1弾の支援パッケージを創設し、迅速に対応させていただくと同時に、市民の皆様に効果を感じていただける施策を実施します。

　「今まさに取り組まないといけないこと」と、「今後環境の変化に伴って回復期に取り組むべきこと」は、随分と質が変わってきます。今後とも国や県の動向を注視しながら、必要性や支援の時機、地域性を充分考慮して検討を重ねてまいります。

　市民の皆様には、ご家庭に届いた支援策をまとめたチラシや市ホームページをご覧いただき、不明な点に関しては何なりとお問い合わせいただければと思います。

5月8日（金曜）有田市議会5月臨時会本会議

　午前10時より有田市議会5月臨時会が開会され、議案6件についての提案理由を説明いたしました。

 

　　　***************市長挨拶より一部抜粋*****************

　新型コロナウイルス感染症対策において市民生活への様々な影響が生じております。ご承知のとおり庁内体制では対策本部を立ち上げ、国、県の情報に注視しながら必要な対策を関係機関と共有し実施しているところです。

　政府による緊急事態宣言が5月31日まで延長されましたが、この危機的な状況を乗り切るため、市民の皆様が抱える不安を払拭し、安全・安心を確保するため市民に寄り添い迅速に対応してまいります。

5月28日（木曜）株式会社ユニワールド様に感謝状贈呈

　マスクの購入が困難だった3月末に、新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大防止と重症化の予防を目的として、株式会社ユニワールド様よりマスク寄付のお申し出をいただきました。その後、何度も打ち合わせを重ね、市連合自治会のご協力のもと、市内全世帯にマスクをお届けすると共に、新型コロナウイルスウイルス感染症に対する意識を市民の皆さんと共有できたことを、心より感謝申し上げます。

　併せて5月には、全国的に不足している医療従事者用の防護服も50着寄贈していただきました。大切に、有効活用させていただきます。度重なるご支援に感謝の意を込めて、株式会社ユニワールドの代表取締役 江川様に感謝状を贈呈させていただきました。

5月30日（土曜）有田箕島漁業協同組合直営「浜のうたせ」グランドオープン

　産直市場「浜のうたせ」がグランドオープンの日を迎えました。約8年前に協議会を立ち上げ、有田箕島漁業協同組合の組合長をはじめ、漁協関係者の皆さん、漁師さん達と一緒になって取り組んできました。うまくいかず壁にぶつかることも多かったですが、皆さんと一緒にグランドオープンを迎えることができて大変感慨深く、ここからがまた新たなスタートだと気持ちが引き締まりました。

　有田市では、多くの若い漁師さん達が伝統を受け継いでくれています。これは全国を見渡しても、なかなかないことです。この誇りある本物のエネルギーを体験していただける産直市場となることを心から祈っています。

　今回、組合長には、新型コロナウイルス感染症の影響でグランドオープンを1か月先送りするという英断をしていただきました。1か月遅れとなりましたが、入り口で消毒を徹底する、入場制限を設けるなどの感染症対策をとりながら、多くの方々にお越しいただき、皆様とともに「浜のうたせ」の第一歩を踏み出すことができました。

　この産直市場が広く長く市民の皆様に愛されるとともに、市外からもお越しいただき、有田市の観光の拠点となることを願っています。これまでご尽力いただきました多くの工事関係者の皆様方、建設計画に携わっていただいた方々、そして地域住民の方々に深く感謝申し上げます。