市長の活動（令和2年6月）

6月1日（月曜）辞令交付式・朝礼

　経済産業省より派遣されました鈴木順一さんが、6月1日から地方創生推進監、経済建設部理事、ふるさと創生室長に着任することになり、辞令交付とともに職員への訓示を行いました。

　新年度が始まって2か月、先週前任の成田裕幸さんが退任されて寂しい気持ちでいっぱいでしたが、新たに鈴木さんをお迎えできて、とても嬉しく思っています。鈴木さんは経済産業省の近畿経済産業局からお越しいただき、これからふるさと創生室長として活躍してもらいます。

　新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、私たちは、社会の変化にも対応しながら、新しいまちづくりにしっかりチャレンジしていかなければなりません。チャレンジやイノベーションと関係のない部署はなく、それぞれの部署においてイノベーションを起こさなければ成長が止まってしまいます。このことを再認識し、新たな気持ちで一生懸命取り組んでまいります。

6月9日（火曜）有田市議会6月定例会

午前10時より有田市議会6月定例会が開会され、議案27件についての提案理由を説明いたしました。

 

 

　　　***************市長挨拶より一部抜粋*****************

　コロナ禍による不安がまだ終息されない中ではありますが、5月25日に政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において、緊急事態宣言が解除されました。この間、市民の皆様は高い意識をもって自粛へご協力いただきました。この場をお借りしまして、市民の皆様へ感謝申し上げます。

　市行政としましても相談窓口を設置し、しっかりと寄り添いサポートしていくことを基本として、給付金等の迅速な対応を実施しております。現在、特別定額給付金においては約9割の方々に支給が完了しておりますが、今後も引き続き市民、事業者様に寄り添い対応してまいります。

　先月末、有田箕島漁業協同組合直営の産直施設「浜のうたせ」がグランドオープンしました。漁師さんたちが 新しいチャレンジとして一歩を踏み出し、辰ヶ浜のエネルギーあふれ、水揚げ場がそばにある、有田市の良さがある施設に大勢の方にお越しいただいております。約8年前から検討をはじめ、様々な方のご協力、ご意見をいただき、開業となりましたが、産地の方々が自ら立ち上がり、有田市の良さを生かすという基本を忘れず、熟慮を重ね実行できたことは大変感慨深いものがあります。まだまだ、新型コロナウイルス感染症対策を 講じながらではありますが、市行政としても有田市の一つの拠点として、万全の体制でサポートしていきます。

　人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められた「令和」の時代に入り、早いもので1年と1か月が過ぎ、私にとりましては、今期定例会が3期目の任期最後の議会となります。任期中には議員各位をはじめ、市民の皆様、関係機関等の皆様方のご支援、ご協力をいただきお支えいただきましたことに、この場をお借りしまして改めて衷心より感謝申し上げます。

　私たちが初めて体験する「コロナ禍」という非常事態に心を寄せ合い、心を合わせ豊かな生活を取り戻すため、議員各位並びに市民の皆様方の一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

6月23日（火曜）テイクアウトアプリ「menu」導入に係る包括連携協定を締結

　コロナ禍でお店を休業せざるをえない状況の中、有田市の飲食業者の皆さんは自発的にテイクアウトやデリバリーなど、様々なことを始められました。そんな中、もう一歩行政が踏み込んでサポートできることはないかと協議を進め、今回、県内初の取り組みとして、テイクアウトアプリ「menu」の導入に向け、menu株式会社様、株式会社ポケットカルチャー様と有田市、広川町の4者で包括連携協定を締結する運びとなりました。

　スマホのアプリで予約、決済ができるシステムを導入し、行政が声かけをしてお店が集まることで、効果的に運用できると考えています。今後、テイクアウトやデリバリーの文化を根付かせ、飲食業者の皆さんが新業態へ進出する時の便利なツールとして使っていただければと思っています。7月中に飲食業者さん向けの説明会を開催し、どんどん輪を広げていきたいと考えています。

　なお、締結式当日は、Web会議システム「Zoom」を使用して記者会見を行いました。