市長の活動（平成31年3月）

3月4日（月曜）有田市議会3月定例会

　午前10時より、有田市議会3月定例会が開会され、議案16件についての提案理由を説明いたしました。

　会期は3月4日から22日までの19日間で、一般質問は3月18日午前10時からを予定しています。

 

　　　　　　　　　　　＊＊＊望月市長挨拶（提案理由）一部抜粋＊＊＊

 

　さて、桃の節句を過ぎ、肌寒い日もまだありますが、先月、日本気象協会が発表したソメイヨシノの開花予想によりますと、全国的に平均気温が高く、和歌山県は平年より5日ほど早く、また、近畿地方のなかで最も早く開花の時期を迎えるそうです。

　折しも桜の花が咲きそろう頃に年度が替わり、また、みかんの花の香りに包まれて改元を迎える本市にとりまして、しっかりと本年度を締めくくり、そして、万全の態勢で来年度及び新たな元号の時代に臨んでまいります。

　平成の30年を顧みますと、折しも地方分権が進み、国の三位一体改革で地方交付税などが削減され、財政的に極めて厳しい状況での市政運営でありました。

　また、急激に変化する社会情勢にも対応しつつ、市民の皆様の多種多様なニーズに応えられるサービス体制を確保するために、行政改革を強く推し進め、財政基盤の強化を図ってきた時代でもありました。

　その一方で、市民の皆様が期待する新しいまちづくりに対しましても、一歩一歩着実に取り組みを進めてまいりました。次の平成31年度の一般会計予算を一言で申し上げますと、『未来につながるまちづくり』のための予算です。持続可能な財政運営を維持しながら、未来に向け立案してきた計画の具現化に向けて、まちの魅力と活力を生み出す投資に積極的に取り組むことに、引き続き重点を置いて予算編成をいたしました。

　次の時代へのスタートラインに立ち、これまでの歩みをしっかりと踏まえつつ、今後も安全で安心して暮らせるまちづくりを基本にするとともに、更なる飛躍に向け、市民の皆様にとって、ここに生まれ育ったことを誇り高く

思うまちづくりに努めてまいります。