市長からごあいさつ（平成30年10月）一日も早く

このたびの台風20号及び21号により被害にあわれた皆様には、心からお見舞いを申し上げます。

8月23日から24日にかけての台風20号において、本市では避難準備情報・高齢者等避難開始を発令し、48世帯61名の方々が避難をされました。強風により1名の方が転倒され軽傷を負われたほか、住家においても一部破損が40件以上、停電が延べ約5,000軒におよびました。

そしてさらに、先月9月4日に接近した台風21号においても、避難準備情報・高齢者等避難開始を発令し、避難者は111世帯159名におよびました。本市での最大風速は42.6メートルを記録し、強風により2名の方が重傷を負われ、また、住家における損壊などが多数発生するとともに、床上浸水及び床下浸水、その他にもビニールハウスの破損、果樹の倒木や枝折れ、落果や擦れ果などの農業被害や公共施設の一部破損、広範囲にわたる停電など、市内全域において近年に例のない規模の被害が発生しました。

これらの災害を受け、被害状況の把握等にご協力をいただきました自治会の皆様をはじめ、不足する物資をご支援いただいた全国青年市長会会員市、並びに被害調査などにご協力をいただきました皆様に、改めましてお礼を申し上げます。

災害は想定を超えるものとして柔軟に、直ちに出来うる対策を進めながら、停電時の速やかな対応をはじめ、一日も早い復旧に向けた支援を国や県等に要望するなど可能な限りの支援に努めてまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

                                                                                            　　　　　       有田市長　望月良男