市長からごあいさつ(平成30年1月)未来へ続く確かな歩み

ページID1001627  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、昨年中は、市政各般にわたり格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

昨年を振り返りますと、これまでの有田市の取組みが、各分野で実を結び始めた年であったと思います。

特に印象にあることを挙げますと、数年前から市立病院において、常勤医師の不足等により診療の受入を制限せざるを得ない状況にありました。その後、医師の招聘を働きかけ、各方面の方々のご尽力もいただきながら、産科の分娩を再開するとともに内科救急の受入を時間外も行うなど、現在は医師数が充足してきております。今後も地域医療を担う公立病院としての使命を果たすべく取組んでまいります。

また、産業振興におきましては、今後の有田みかんの生産や流通をさらに強化するため、3月に株式会社リクルートホールディングスと包括連携協定を締結いたしました。企業の持つ人材力とIT力などのノウハウや機動性により、地方創生に向けた取組みがさらに活性化されるとともに、民間企業の特性や強みを今後の行政運営に繋げていきたいとの期待を持っております。

そしてまた、7月に市役所の隣に714の客席を有する紀文ホールと蔵書12万冊の図書館を併設した市民会館がオープンいたしました。色々な催し物が開催され、市役所周辺が活気づいてきたと感じているところです。多くの皆様のご尽力で素晴らしい市民会館及び図書館が完成したことに、改めて心から感謝を申し上げますとともに市民の皆様にとりまして豊かに暮らす生活の一部となれるよう、有効に活用していきたいと思っています。

さて、本年は、市長の重責を預かり9月で10年を迎え、今任期では折り返し地点となります。就任以来、私は一貫して「元気で活力あふれるまちづくり」を念頭に、安全・安心なまちづくりとして小中学校や保育所施設の耐震化、さらには防災の拠点施設となる新消防庁舎の建設や津波時避難拠点地の整備を行い、また、特産品のブランド化として「原産地呼称管理制度」を創設するなどしました。また、学校教育におきましては、子どもたちの学力・体力向上などにも積極的に取り組み、一定の成果も出ています。

今後、この有田市の素晴らしい自然と今を生きる私たちが、どのように向き合い、生かすことができるのかをしっかりと考え、昭和から平成、そして次の時代へと繋げていくべく、「有田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」をはじめとして、未来に向け立案してきた計画を具現化させていくことに努めてまいります。

そのためには、日々の進化に対応しながら、これまで先人により残された有田市の宝物を良く知り、発展させていく取組みが必要であります。本年を未来に向けた投資によって、イノベーションを起こし発展させていくことで、有田市にとって新たな未来へと歩を進める幕開けの年にしたいと思いますので、市民の皆様には一層のご参画とご協力をよろしくお願い申し上げます。

結びに本年が皆様にとりまして、幸多き年となりますことを心からお祈りいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

有田市長 望月 良男

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