市長からごあいさつ(平成30年2月)来たる新しい社会に

ページID1001626  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


今年は明治維新から150年にあたります。私たちが良く使う「社会」という言葉が誕生したのは、明治時代に入ってからで、英語の「society(ソサエティ)」を翻訳する際に生まれた造語だそうです。最近「ソサエティ5.0」という言葉を聞かれた方もおられると思いますが、これは、日本政府が未来へ向け提唱しているもので、仮想空間と現実空間を高度に融合させた新しい社会づくりへの取組みのことです。

人類はソサエティ1.0とされる狩猟社会から農耕社会、工業社会、情報社会へと続いてきましたが、次の史上5番目の社会では、ロボットや人工知能、ビッグデータなどの新たな技術を福祉や産業振興、教育や医療などの各分野に取り入れていくことで、私たちが快適で活力に満ちた質の高い生活を送れるように、新しい未来を創造していくというものです。そのためには、私たち自身が考え、人としての心を大切にするという原点を意識することが、何より重要になると感じています。

先日の成人式において、新成人の方々に二つの言葉を忘れないで欲しいと申し上げました。それは、溢れる情報や多様な価値観が許容される社会においては、自分自身が未来を想像し、進む道をしっかりと判断するという意味で「志」、もう一つは人に対する心からのお礼の気持ちは何よりも強い意志につながるということから「感謝」です。

来たる新しい社会に向け、新成人の大人への門出に大きな期待を抱きつつ、私も「人づくり」というテーマを念頭に、本市のまちづくりへの舵取りをしていきたいと思います。

有田市長 望月 良男

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