市長からごあいさつ(平成30年6月)双肩に担う

ページID1001622  更新日 平成30年9月27日

印刷大きな文字で印刷

写真:望月良男市長


現在、和歌山県市長会会長を務めている関連で、和歌山県後期高齢者医療広域連合長に選ばれ、先月から2年間務めさせていただくことになりました。その他にも地方行政関係団体の各種役職を拝命するなど最近は多用につき、体がいくつか欲しいと思ったりしています。

体を分身することは叶いませんが、物事を見るための「目」は3つ必要と言われます。一つ目は「虫の目」で、現場において直接見る目のことです。二つ目は「鳥の目」で広い視野を持ち、俯瞰的な物の見方をする目のことです。そして三つ目は「魚の目」で、潮流を見極めるように時代の流れを読み取る目のことです。

本県に限ったことではありませんが、総人口が減少し、驚くべきスピードで高齢化が進み、医療費は年々増加する傾向にあります。その状況下で、後期高齢者医療制度には国民皆保険をいかにして持続可能なものとしていくのかという課題があります。

その一方で、人口減少・超高齢化という課題に対峙するため、地方創生への取組みとして、地域がそれぞれの特性を生かした自律的で、持続的な社会を創生することをめざしていかなければなりません。

この機に与えられた職責を一つひとつ果たすとともに、本市の行政運営におきましても、三つの目でそれぞれの局面を見極めながら取組みたいと考えています。そしてもう一つ必要なものは「行動」です。将来にわたって活力あるまちにするため、三つの目と併せて積極的に行動していきたいと思います。

有田市長 望月 良男

このページに関するお問い合わせ

経営管理部 秘書広報課
〒649-0392 和歌山県有田市箕島50
電話:0737-22-3715
ファクス:0737-83-2222
経営管理部 秘書広報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。