「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム」について、世界農業遺産の認定申請書を提出しました。

世界農業遺産とは

世界農業遺産（GIAHS）とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域（農林水産業システム）であり、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。

「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム」 の世界農業遺産認定申請について

有田・下津地域世界農業遺産推進協議会（会長：JA ありだ組合長 森田耕司）は、この度、「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム」の世界農業遺産認定を目指し、農林水産省を通じて国際連合食糧農業機関（FAO）へ令和5年10月に申請書を提出したのでお知らせします。 引き続き認定に向け、地域の方々と一緒になって取り組んでまいります。 

「有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム」の概要について

有田・下津地域は、400年以上前から農家の手により壮大な石積み階段園を築き上げ、自然条件を巧みに活かした多様な温州みかんの品種系統の導入と、果実の貯蔵技術を駆使することで、8ヶ月におよぶ長期間の温州みかんの安定生産・出荷を実現した、世界的に重要な農業システムです。

• 概要について （PDF 10.7MB）

参考ホームページ

• 農林水産省　世界農業遺産・日本農業遺産（外部リンク）