市長の活動（令和5年3月）

3月28日（火曜）糸我保育所修了式・閉所式

　この度、3月末をもって、糸我保育所を閉所する運びとなり、糸我保育所の修了式・閉所式を挙行しました。

　昭和51年に現在の地に開所した糸我保育所は、これまで47年にわたり地域の皆様とともに歩み、今回修了された園児の皆さんを含めますと、951名の園児が巣立っていきました。

　4月から修了児の皆さんは小学生になり、在所児の皆さんは新しい保育所に転所となりますが、元気いっぱいで、人を思いやる優しさと、豊かな心を持ち、健やかに成長されることを願っています。

　また、保育所の園舎は、来年4月から有田地方で唯一分娩のできる民間による産科クリニックとしてリノベーションし、地域の子育ての拠点として生まれ変わります。

　保護者の皆様をはじめ、地域の皆様にはこれまで長きにわたり保育所の運営にご理解とご協力をいただき心から感謝いたします。引き続きのご協力のほどよろしくお願いいたします。

3月4日（土曜）和歌山医療スポーツ専門学校開校式

　和歌山県内初となる「柔道整復学科」と「スポーツトレーナー学科」を設けた和歌山医療スポーツ専門学校の開校式に出席しました。

　1年前に同場所で行った初島中学校閉校式では寂しさを感じていましたが、令和5年4月から和歌山医療スポーツ専門学校として、未来に向けてチャレンジする人達が集まってくる場所となることを感慨深く思います。

　初島中学校が閉校することが決定してから、本市の課題である県外大学等への進学による若者の流出を抑えるべく、高等教育機関の誘致に取り組んできました。そうした中、学校法人国際学園理事長　水嶋様との素晴らしいご縁をいただき、本日に至るまで何度も協議を重ね、相互協力しながら準備を進めてきました。少子化が進んでいる今の時代に、学校運営や生徒の募集が難しい中で、大きな決断をしていただいた水嶋理事長には深く感謝申し上げます。

　本市は、元来スポーツが盛んなまちで、2月に開催した令和4年度有田市スポーツ賞表彰式では、相撲や空手道、剣道など様々な競技で活躍した選手たちが表彰されました。箕島中学校には、全国中学校柔道大会で優勝した生徒もいます。

　選手だけでなく、アスリートのサポーターやトレーナーの価値もあげていき、同校で学んだ方々の将来の活躍の場を考え、市としてもスポーツの力で地域を盛り上げていきたいと考えています。

3月2日（木曜）令和5年有田市議会3月定例会 開会

　令和5年3月定例会が開会され、予算案件、条例案件、人事案件等で計26件ついての提案理由を説明しました。

 

【市長提案理由冒頭挨拶（抜粋）】

 

　先月、国道42号有田海南道路 有田市野から新堂間、有田サンブリッジの開通並びに有和中学校建設工事竣工を迎える事ができました。また、今週末には初島中学校跡地での和歌山医療スポーツ専門学校の開校式典も予定されており、まちの未来への投資が一つひとつ形となることは感慨深く、これまでの皆様方の御理解と御協力の賜物と改めて深く感謝申し上げます。

　社会環境が変化する中、新しい時代に即したまちづくりに取り組んでいくことが私たちに求められており、今後も課題は尽きませんが、市民の皆様と共に未来を見据え、今を大切にし、常に進化を求め、新しいことに挑戦する事で持続可能なまちとなるよう市政運営を進めてまいりますので御理解と御協力のほどよろしくお願い申し上げます。