市長からごあいさつ(平成26年1月)「地域力」「行動力」「創造力」3つの力で今年1年を駆け巡る

ページID1001679  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


あけましておめでとうございます。

市民の皆様には希望に満ちた清々しい新年を迎えられたことと心からお喜び申し上げます。旧年中は市政全般にわたり、ご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年を顧みますと2020年東京でのオリンピック開催が決定したことや本市では約3年間にわたり、官民一体となって取り組んで参りました東燃ゼネラル石油株式会社和歌山工場の存続決定、さらにはそとはま保育所がキッズデザイン賞優秀賞を受賞するなど私たちにとって喜ばしい話題が舞い込んできました。また、十数年来の懸案事項でありました新消防庁舎の建設も無事完了し、今年4月から供用開始の運びとなったことは、まさしく「地域力」の賜と感謝申し上げます。

こうした明るい話題の一方で地域医療の拠点としての役割を果たすべき市立病院の医師不足問題では市民の皆様には、大変ご心配、ご不便をおかけしておりますが、今年4月には何としても皆様に安心していただける新たな地域医療体制を構築したいと考えております。

私はこのような難題に直面したときには「初心にかえる」を肝に銘じ、スピード感を持った「行動力」を大切にしております。市長就任当初、子どもの安全・安心を第一に考え、保育所や小・中学校の耐震補強工事についても財源の制約や時間的な問題など大きな壁が立ちはだかる中でありましたが、「為せば成る」の信念のもと、是が非でも任期中に完成させるという強い思いで取り組みました。今回の医師確保についてもありとあらゆる手段を講じ、引き続き全力で取り組んで参ります。

さて、これまで市民の皆様の心が少しでも明るく元気になるための様々な仕掛け、つまりはまちの強みを生かした政策の種まきを行って参りましたが、今年は次なるステージへと進化させるための新たな一歩を確実に踏み出す覚悟でおります。そのためにはこれまで同様、「市民協働」を基本とし、一人ひとりが自分ごととしてわがまちの未来を考え、故郷有田市をこんなまちにしたいという「創造力」を高める環境づくりが必要不可欠であると感じております。2月には「地域・ひと・まちづくりシンポジウム」を開催する予定でありますが、立場を超えて皆様と一緒に10年・20年先を見据えた安全で安心な、そして活力あふれる未来のまちづくりについて意見交換できる場として考えておりますのでご理解とご協力をよろしくお願いします。

結びに、今年一年が市民の皆様にとりまして健やかで穏やかな実り多き年となりますことを心から祈念申し上げますとともに皆様とともに新たな一歩を踏み出すことをお誓い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

有田市長 望月 良男

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