市長からごあいさつ(平成26年3月)あらゆる可能性を追い求めて

ページID1001677  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


ロシアのソチで開催された冬季オリンピックでは各国の選手は大きな声援と期待を背負い、想像を絶するプレッシャーの中で競技に挑む、そんな姿は私たちに勇気と感動を与えてくれました。長年積み上げてきたその成果をオリンピックという最高の舞台で表現する、選手のそのひたむきさに頭が下がる思いで私もテレビに釘付けとなりました。

明るい話題としましては小保方晴子さんらのチームが、弱酸性の液体で刺激するだけで、あらゆる細胞に分化できる万能細胞に変化するという「STAP(スタップ)細胞」を開発しました。これまではこの程度の刺激で万能細胞に変わることはありえないとされていたことからも画期的なことだといわれています。これまでの既成概念にとらわれず、果敢に研究を積み重ねてこられた結果として、新たな発見を導き出した、そんな人類のもつ無限大の能力、可能性にあらためて感激を覚えました。

さて、市では2月中旬から市内8連合自治会単位で市民の皆さんとまちづくりについて意見交換をする「まちづくり懇談会」を開催しています。この場ではなかなか皆さんに伝わりきれていない行政の取り組みを説明させていただくとともに、建設的な意見もいただき、より良いまちづくりに反映させていただければと思っています。

また、去る22日に開催しましたまちづくりを皆で考えるシンポジウムにも多くの地域の皆さん方にご参加をいただきました。まちづくり懇談会やシンポジウムを通して、普段皆さんが考えている思いや意見を聞かせていただき、大変意義深い時間を共有させていただきましたことに感謝申し上げます。

私はかねてより、市政を運営していく中で大切なことは前例にとらわれない新たな発想といろんな方々の意見にしっかりと耳を傾けること、そして皆さんと「協働」で取り組んでいくことと申し上げてきましたが、このような機会を通じてあらためてその大切さを実感しました。

平成26年度予算案もようやく仕上がり、3月議会に提案して参りますが、これまで地道に積み上げてきたものを予算に置き換え、全国に誇れるまち有田市がもつ無限大の可能性を最大限発揮し、皆さんが日々の生活の中で「このまちに住んで良かった」と実感していただけるよう組織一丸となって頑張って参ります。

有田市長 望月 良男

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