市長からごあいさつ(平成26年7月)文紀にいやんのお魚勉強会

ページID1001673  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


今回、皆さんにお伝えしたいことは、過日、箕島漁港内で開催された「お魚勉強会」というイベントについてです。これは今年2月にじゃらんリサーチセンターのご協力をいただき、市民の方々が将来のまちづくりについて語り合ったシンポジウム事業から生まれた地域住民主体のイベントです。有田箕島漁業協同組合青年部の尾藤文紀さんが中心となって、いろんな分野の方々50名以上の協力を取り付け実現したもので、約340名もの親子が参加し、盛大に開催されました。開催にあたり相当前から企画され、当日も漁師の方々が漁に出かけるなど、地域の皆さんに「魚のこと」「漁業のこと」「箕島漁港のこと」を知ってもらおうと熱い思いが伝わるイベントでありました。
子どもたちに「漁」のしくみをわかりやすく伝えようと、軽トラックを漁船に見立て、魚役をスタッフが演じて、ユーモアたっぷりに実演され、子どもたちも大変喜んでいました。
また、大きな水槽での金魚すくいをイメージした魚すくいでは子どもたちも大はしゃぎ。その後焼き魚やはも団子汁を振る舞うなど、子どものみならず大人たちも笑顔でワクワク。そんな活気に満ちあふれた空間を「海の男」青年部の皆さんがつくってくれました。
今回の取組の素晴しいところは、一つのシンポジウムをきっかけに自らの発案でイベントを企画する中で、いろいろな問題点や高いハードルがあったかと思いますが、しっかり考え、乗り越えながら多くの賛同者を巻き込み、まちの魅力を最大限生かし、具現化したところです。私はその行動力を賞賛したいと思いますし、心から敬意を表します。
このような地域住民主体の、そして主役の、自主的な取組の輪がいくつもあらゆる分野で生まれ、広がっていき、市民と行政が良い関係性を築きながら継続、発展していくことを願っています。
「市民が主役のまちづくり」そのことを感じさせてくれた取組を紹介させていただきました。このイベントに関わった皆さん方は大変だったでしょうが、きっと心地よさ、充実感、満足感を味わったのではないでしょうか。
本当にお疲れ様でした。

有田市長 望月 良男

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