市長からごあいさつ(平成26年2月)市民と協働によるまちづくりの創造

ページID1001678  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


陰暦で2月を如月といいますが、この語源・由来に草木の芽が張り出す月で「草木張り月」が転じたとする説があるようです。この時期、市では新年度という新たな芽を生むべく、平成26年度予算編成の佳境を迎えております。市民の皆さんの生活に直結する各種施策は予算の数字となって反映され、来年度の市の方向性を示す羅針盤ともいえますので、しっかりと議論を重ねています。予算編成の柱としまして重点項目を4点掲げています。大きなくくりで申し上げますと防災・減災対策や本市の特性を生かしたまちの誇りに繋がる施策、さらには未来のまちづくりを担う人づくりに伴う教育予算、市民協働で創造性豊かなまちづくり予算が柱となります。行政を運営する全ての事業にはこの予算の裏づけが必要となり、これまで政策の種をまいてきた一つひとつを具現化していく、そんな強い思い入れが予算編成の背景としてございます。

しかし、もう一つ忘れてはならない大切なことは、どの事業をとっても実現させていくのは「人」であるということです。市の職員はその使命感を持って全力でこれにあたるという事は当然ですが、市民の皆さんにも「まちづくりの主役は自分」という強い思いのなかで、その思いを共有・共感しながら大きな一歩をともに踏み出していきたいと考えております。

その取り組みのひとつとして、今月22日には「参加者が主役」のシンポジウムを開催します。会場内はこれまでとは違った空間を創造し、その中で皆さん方が日頃、感じているわがまちに対する思いについて立場を超え、自由に意見交換をするというコンセプトです。また、市の広聴事業の一環としまして今月より、市内8地区においてまちづくり懇談会を開催します。いずれも人と人とのつながりを大切にし、それぞれが望み描いている思いをどのようにして形あるもに創造していくかが鍵となり、その延長線上にどのようなまちのゴール設定をするのかをしっかり考えられる機会になればと思っています。

まさしく市民協働による新たなまちづくりのモデルを有田市から全国に発信をしていく、そんな熱い思いと冷静な頭で一歩一歩地道ではありますが、夢の実現という実を掴みたいと思っております。

有田市長 望月 良男

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