市長からごあいさつ(令和2年7月)「備え」

ページID1003009  更新日 令和2年7月1日

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写真:望月良男市長


 有田市にとって有史以来最大の被害を被った7・18水害から今年で67年目を迎え、今を生きる私たちはコロナ禍という災害に見舞われながらも、新しい日常をめざし努力を続けています。

 今年の七夕飾りの短冊には、「除災招福」、「コロナ終息」などの願いが多く記されていると思いますが、自粛解除となった今だからこそ、心を合わせ感染予防への正しい行動を続けていくことが必要です。

 さて、災害から自らの命を守るためには、事前の非常持ち出し品の準備や避難場所の確認など、日々の備えが重要であることは言うまでもありません。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、ソーシャルディスタンスをはじめとした新しい生活様式が推奨され、避難場所等での感染リスクの軽減も考えていかなければなりません。そのような中、先の有田市議会6月定例会において、災害時の感染防止対策等に係る防災用備品購入のための予算を承認いただきました。今後起こりうる有事に対し、市民の安心安全を守るため、また、第2波に備えるため、しっかりと感染防止対策を図ってまいります。

 また、今年のインフルエンザ患者数の少なさは日々の手洗い予防等によるものであるといわれており、ウイルスに対する意識を高く持ち、細心の注意を払いながら行動することが重要です。雨による災害が発生しやすい季節を迎えましたが、市民の皆さま方には自分の命を守ることについて考え、しっかり備えていただくとともに、今一度手洗い、マスクの着用等、高い意識をもって行動することへのご協力をよろしくお願い申し上げます。

 次代を担う方々が、「恋愛成就」「良縁祈願」などコロナとは別のことを来年は書けますように、有田の川にかかる橋から祈りつつ、日々邁進してまいります。

                                          有田市長 望月良男

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