市長からごあいさつ(令和2年5月)「長いマラソン」

ページID1002894  更新日 令和2年5月1日

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写真:望月良男市長


 ノーベル賞を受賞した山中 伸弥教授は、新型コロナウイルス対策について長いマラソンであると述べられております。準備を怠り、油断をすると負けてしまうことは、私もフルマラソンを完走した経験から言えることであります。過去に有田みかん海道マラソンにゲストランナーとしてお越しいただいたオリンピックメダリストの有森 裕子さんは、気持ちが負けないようにと、参加ランナーにとても大きな声をかけていたのを記憶しています。

 さて、新型コロナウイルス感染症対策に関連して、全国的にマスクを購入することが困難な状況となっているなか、皆さん方のお手元に自治会さんを通じてマスクが届いていることかと思います。この市独自の取り組みは、市内企業様から「この危機的な状況をみんなで意識し、みんなで乗り切ろう、そのための一つとしてマスクがないという状況を解消し、不安を少なくして前向きになり、気持ちで負けないようにしよう。」そのような想いから市内全世帯の11,740世帯分をご寄付いただき、自治会さんの多大なるご協力のもとお届けさせていただきました。

 マスクの箱に記載した「コロナに負けない!みんなの意識が命を守る!!」というメッセージを市民の皆さんと共有するために、「官」「民」「自治会」が一体となって取り組みさせていただいたことに厚く御礼申し上げます。

 長いマラソンを一人ひとりの高い意識をもってみんなで一丸となって行動することにより、豊かな生活を取り戻せればと考えております。引き続き皆さん方のご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。

                                          有田市長 望月良男

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