木造十一面観音立像(円満寺)
左手肘先を別材製とするほか、桧の一材より彫出する。胸前を飾る瓔珞も古式で、製作は奈良時代にさかのぼる。肉身の漆箔、衣部の古色は後補だが木部の保存状態は良く、全国的にも遺例の少ない奈良朝木彫像として貴重なものである。
像高:123.0cm
- 所在地
- 有田市宮原町東 円満寺
- 備考
- 平成8年6月27日国指定(美術工芸品(彫刻))
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