市長からごあいさつ(令和8年10月)「つながりを力に、未来へ進む「紀文まつり」」

ページID1005734  更新日 令和8年10月1日

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写真:玉木久登市長


 有田市が一年で最も輝く季節がやってきました。

 今年の夏は、農家の皆さんにとって過酷な試練の連続でした。8月は渇水で雨を待ち望み、9月は一転して大雨に。「もう天候に左右されるのは十分だ」と苦笑いするほどの夏を越え、みかん山は今、収穫の時を迎えます。

 だからこそ、その努力と思いが結実するこの季節に、本市最大の祭典「紀文まつり」を今月24 日・25 日に開催します。

 紀文まつりは、江戸へみかんを運んだ伝説の豪商・紀伊国屋文左衛門をしのび、「市民総参加の祭り」として始まりました。いつしか夏の花火大会として定着していましたが、「有田市が最も輝く季節に、市民の皆さん、そして日本各地から訪れる方々と、最高の時間を分かち合いたい」との思いから、今年は原点に立ち返り、秋の開催といたしました。

 この2日間、箕島駅前から市役所周辺には、みかんをはじめとする有田の魅力ある産品が並びます。先人の息吹や地域の魅力に触れる「世界農業遺産ツアー」、こどもたちによるみかんの歴史と未来をつむぐミュージカル「ときじくのかぐのこのみ」の上演、フィナーレを飾る圧巻のドローンショーと夜空を彩る花火など、有田の魅力が街中にあふれます。

 また、紀文まつりの真価は、催しの充実だけではありません。市民の皆さんが集い、顔を合わせ、同じ時間をともに過ごすことにこそ、大きな意味があります。人混みが苦手な方や、外出をためらう方も、ほんの少しだけ気持ちを前に向け、あの賑わいの中へ足を運んでみてください。ひとりでぶらりと、少し顔を出すだけでも十分です。

 有田の「うまいもん」をほおばり、有田の歴史に触れ、夜空を見上げ、そして、隣にいる人と笑顔を交わす。世代を超えて多くの人が集う熱気は、まちを元気にし、未来へ進む力になります。

 そうして生まれる一つひとつの出会いが積み重なれば、私たちの力は足し算ではなく「掛け算」となり、何倍にも大きく膨らみます。

 紀文まつりの先には、市民の皆さんが固い絆で結ばれ、ともに未来へ向かって進む有田市の姿があります。

 この秋一番の輝きが詰まったこの祭りに、ぜひ足を運び、最高の笑顔の花を咲かせましょう。

 

有田市長 玉木 久登

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