市長からごあいさつ(令和8年6月)「潤いの季節、新たな歩みのはじまり」

ページID1005424  更新日 令和8年6月1日

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写真:玉木久登市長


 有田市の6 月は、まさに「潤いの季節」という言葉がふさわしい時節です。

 しとしとと降り注ぐ恵みの雨は、私たちの宝であるみかんの木々を深い緑に染め上げ、たっぷりと水分を蓄えさせていきます。有田川に目を向ければ、活気づく水面にアユが銀色に跳ね、漁港では漁師たちが朝早くから出港し、太刀魚をはじめとした海の恵みを運んできてくれます。

 まちのあちこちでは、伝統行事の準備が静かに動き出します。なかでも糸我地区の紫陽花寺・仁平寺は、雨に濡れて咲き誇る花々が、訪れる人の心に深い潤いを届けてくれます。

 それは、眩い夏の最盛期を前にした、静かながらも力強いエネルギーに満ちたひと月と言えるでしょう。

 さて、去る5 月2 日に挙行いたしました市制施行70 周年記念式典には、多くの市民の皆様にご臨席を 賜り、盛大に開催することができました。当日ご参加いただいた皆様、そして式典には来られなくとも、この大きな節目に思いを寄せてくださったすべての皆様に、改めて心より御礼申し上げます。皆様とともにこの日を迎えられたことは、私にとってこの上ない喜びであり、誇りです。

 式典で私は、皆様にお願いを申し上げました。

 「有田市は、ええとこや」と、声に出してみてください、と。

 窓から見える山も、風に乗ってくる潮の香りも、すべて、このまちの宝物です。

 私たちはこの日を、単なる「お祝いの日」とはいたしません。70 周年は、積み重ねてきた歴史に感謝しつつ、未来を描き出す「新たな出発の日」でもあります。誇り高きまち、有田市。その名にふさわしい新たな歩みを、ここから皆様と共に進めてまいりましょう。

 雨を受け止めて深く根を張るみかんの木のように。

 流れに逆らって力強く跳ねるアユのように。

 私もまた、市民の皆様と手を取り合い、豊かな実りある未来へと、一歩ずつ歩みを進めてまいります。

 引き続き、変わらぬご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

有田市長 玉木 久登

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