市長からごあいさつ(令和7年11月)「笑顔」

ページID1005355  更新日 令和7年11月1日

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写真:玉木久登市長


 秋祭りも終わり、朝夕はめっきり肌寒くなってまいりました。今年は夏の暑さが長引いたこともあり、秋の訪れはほんのひとときのように感じられます。季節の変わり目、皆さまもお体にはくれぐれもご自愛ください。

 さて、10月を振り返りますと、2年ぶりに「長寿祭」ならびに「模範老人表彰式」を開催いたしました。各地区から選ばれた模範となる皆さまをお祝いし、地域の歩みとこれからへの思いを分かち合える意義深い機会となりました。

 また、第19回キッズデザイン賞では、保田保育所とファミール産院ありだが受賞しました。なかでも、公民連携による「ファミール産院ありだ 誕生とその後の物語」の取組は、優秀賞である「こども政策担当大臣賞」という名誉ある賞をいただきました。

 こうした取組を通じて改めて感じるのは、こどもからご高齢の方まで、すべての世代が互いを思いやり、支え合いながら笑顔で日々を送れることのありがたさです。

 最近では「ウェル・ビーイング(Well-being)」という言葉がよく使われます。心も体も健やかで、社会的にも満たされた幸福のかたち。それは人それぞれ異なりますが、やはり「笑顔」で過ごせる毎日が、その土台にあると思います。

 こどもであっても、高齢の方であっても、幸せと笑顔を大切にできる、そんなまちであり続けたい。これからも「元気をもらったよ」「行ってよかった」と感じていただけるような、温かく力のあるまちづくりに、職員と一丸となって取り組んでまいります。

 そしていよいよ、私たちのまちはみかん収穫の本番を迎え、たわわに実ったみかんで山吹色に染まります。農家の皆さんにとっては一年で最も忙しい時期ですが、まちは活気に包まれます。人々が声を掛け合い、笑顔で作業する様子を見るたびに、このまちの底力を感じ、感謝の気持ちで胸がいっぱいになります。この活気と笑顔が、私たちのまちの誇りです。

 日々の暮らしの中で自然と笑顔がこぼれる、そんなまちを皆さまとともにつくってまいります。

 

有田市長 玉木 久登

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