市長からごあいさつ(令和7年5月)「こどもたちの成長を願って」

ページID1005208  更新日 令和7年5月1日

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写真:玉木久登市長


 今年もふるさとの川総合公園に、色とりどりの鯉のぼりが風に揺れ、端午の節句の季節がやってきました。28回目を迎えるこの鯉のぼりは、有田市の風物詩として親しまれており、風に揺れるその姿には、こどもたちの健やかな成長を願う気持ちが表れています。

 5月5日の「端午の節句」は、古くからこどもの健やかな成長と幸せを祈る行事として親しまれてきました。中でも鯉のぼりは、困難を乗り越えて力強く成長するこどもたちの姿を象徴しています。その風に舞うその姿には、地域の人々がこどもたちの未来を願い、そっと寄り添うような思いが感じられます。

 一方、3月3日の「桃の節句」も、こどもたちの健やかな成長を願う行事で、ひな飾りの華やかな姿には、こどもたちが心豊かに美しく成長し、幸せな未来を歩んでいくことを願う気持ちが込められています。

 これらの行事は、全てのこどもたちの未来への希望が深く結びついています。私たち大人にできることは、こどもたちが安心して学び、遊び、成長できる環境を整えることだと考えています。

 わがまちには、子育て世代を応援する独自の支援制度「マリー・ユー」があります。この制度は「結婚」「妊娠・出産」「子育て」「自立」という一連の支援を通じて、家庭と地域が協力しながらこどもたちを育むことを目指して立ち上げられたものです。

 毎年咲き誇るみかんの花の香りが地域を包み込むように、この制度は地域全体でこどもたちの成長を支えていることを象徴しています。みかんの花言葉にある「花嫁の喜び」は、こどもたちの成長や新しい命への喜びをも象徴しており、桃の節句と端午の節句の両方に共通する、こどもたちの明るい未来を願う気持ちと重なります。

 鯉のぼりが風に揺れるこの季節に、改めて「こどもたちの未来のために何ができるか」を考え、市民の皆様が共に幸せを感じられるよう、今後も一層努力を重ねてまいります。

有田市長 玉木 久登

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