市長からごあいさつ(令和7年8月)「ともに築く私たちのまち」

ページID1005295  更新日 令和7年8月1日

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写真:玉木久登市長


 観測史上初めて6月中に梅雨が明け、厳しい暑さが続いています。市民の皆様には、熱中症予防のため、こまめな水分補給や適度な休息を心がけ、体調管理に十分ご留意くださいますようお願い申し上げます。

 さて、7月には8年ぶりとなる「市政報告会」を市内7地区で開催いたしました。ご参加いただいた市民の皆様、共催いただいた各連合自治会の皆様に、心より感謝申し上げます。市政をお預かりしてから10か月余り、この報告会を通じて市の現状や取組を説明し、皆様と率直な意見交換ができたことを大変うれしく思います。

 本市では現在、人口減少と少子高齢化が急速に進み、2010年と比較して人口は約5,500人減少、出生数は222人から97人へと減少し、高齢化率は27%から36.6%に上昇するなど、持続可能な地域社会の実現が懸念されます。

 このような中、「地域経済の活性化」「医療・交通・防災体制の強化」「市民参加と情報発信の充実」「効率的な行政運営」など多くの課題に対し、「安心・元気・つながるまち」の実現に向け、防災・減災、子育て、健康福祉、教育、産業、インフラ、DXの7分野に重点を置いて市政運営を推進しています。特に、雨水対策や子育て支援パッケージ「Marry You」、ENEOS和歌山製造所の今後への対応など、市民生活に直結する施策にも力を注いでおり、その財源の一部となる「ふるさと応援寄付」では、令和5年度に42億を超えるご寄付をいただくなど、全国でも高い評価を受けています。

 しかし、行政の力だけでは限界があります。まちづくりの主役は、「市民」です。お一人おひとりが、地域を思い、共に支え合い、行動することで、「安心」で「元気」なまちが実現します。

 市役所は、市民の幸せのために考え、行動する「プロフェッショナル集団」であり続ける決意です。今後も皆様との対話を大切にし、「今日より楽しい明日の有田市」を目指して全力で取り組んでまいります。 

 今後とも、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

有田市長 玉木 久登

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