市長からごあいさつ(平成28年5月)今やるべきこと

ページID1001649  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


宮原小学校の校長先生が卒業式の式辞のなかで、為末大元オリンピック選手が以前に当校を訪れた際に、「競技人生の前半、努力は夢を叶える為にあると思ってきたけれど、30歳を過ぎたいつの頃からか、努力する為に夢を見ていると思うようになった。」と話されたことに触れられていました。

夢を持つことが大切であるのは、誰もが理解しているところですが、それ以上に、日々の努力や輝きこそが人生を送るうえで大切にしたいものであるという、この言葉の意義に私も強い共感を抱きました。つまりは、過去も未来も実のところは、現在に繋がっているのではないでしょうか。

昭和28年7月18日に有田川の大水害が発生し、多くの尊い命が失われました。その翌年の昭和29年9月19日、箕島、保田、宮原、糸我の1町3村は復興の課題を抱え、町村合併を選択し有田町が誕生しました。その後、人口が市制施行基準の3万人を超え、昭和31年5月1日に有田市として市制に移行し、昭和37年には初島町と合併し、今日に至っています。

今月、市制施行60年を迎えますが、改めて先人の弛まぬ努力に対して感謝の念を抱き、これからの未来に対する責任を果たしていかなければならない重責を感じています。この先、有田市が世界に誇れるまちとなり、誰しもがそのように実感し、認め合う地域になることを願い、日々の一瞬一瞬を大切にしながら、皆様とともに歩を進めてまいりたいと思います。

有田市長 望月 良男

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