市長からごあいさつ(平成27年9月)秋めいて

ページID1001658  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


先月は、第36回紀文まつり花火大会を無事終了することができました。皆様のご協力に深く感謝申し上げます。

お盆を過ぎ、9月になると朝夕の気温が下がり始め、虫の音が日毎に盛んになってきます。気温30度では速いテンポで鳴き、気温が下がるにつれてゆっくりとした鳴き方になります。虫は変温動物のため、気温によってはねを震わす速さが変わるそうで、敏感に季節の移ろいを感じているようです。

秋は「○○の秋」と言われ、「読書」「食欲」「芸術」などがよくありますが、今年の秋はやはり「スポーツ」ではないでしょうか。9月26日に第70回国民体育大会「紀の国わかやま国体」が開幕します。本市では、軟式野球競技会を開催し、全国各地から選手・監督をはじめ、大会役員及び関係者の皆様をお迎えします。本市の自然環境の魅力、食や地域文化の多様さをお越しになられる皆様にご紹介するとともに、心からおもてなしする絶好の機会にもなります。また、本大会を通じて市民相互の助け合いや連帯感が深まることで、地域の活性化につながることを期待しています。

今から44年前の昭和46年に開催された第26回国民体育大会(黒潮国体)は、県民総参加で取り組んだ大会で、男女総合成績(天皇杯)で優勝を果たしました。また、県内各地で繰り広げられた民泊や花いっぱい運動など、創意・工夫をこらした取り組みは、参加者からも好評を博したそうです。このような先人の方々による国体の成功が、今日の地域産業の発展につながっているのだと思います。

その昔、兵庫県多可郡(たかぐん)野間谷(のまだに)村(現在の多可町)の村長さんが、長く社会に貢献されたお年寄りに敬意を表するとともに、知識や人生経験を伝授してもらうため定めた「としよりの日」が敬老の日の始まりという一説があります。先人の方々の経験に基づいた細かな工夫や知識のなかにこそ、学ぶことが多くあります。この機会に、普段はなかなか伝えられない感謝やお礼の言葉、尊敬の気持ちを伝えたいと思います。

有田市長 望月 良男

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