市長からごあいさつ(平成27年5月)再出発(リスタート)

ページID1001662  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


子どもの成長を願い、あげられる鯉のぼりが大空を気持ちよさそうに泳ぐ季節となりました。先日、体より大きなランドセルを背負い、希望と不安を胸に抱いて元気に通学していく小学生の光景を、ほほえましくもこれから元気いっぱい、たくさんの友達をつくり、健やかに成長していってほしいとの思いで拝見していました。

4月から子育て環境の充実のため、小・中学生の医療費にかかる自己負担分の全額助成を行っています。このように福祉医療費制度の拡大を図っていく一方、高齢化が進むなか、地域医療につきましても改善へ向けた取り組みを着実に進めています。

地域住民の健康を守るための拠点となる市立病院は、まだまだ十分とはいえませんが、内科をはじめとする診療体制の強化を図ることで、これまで断らざるをえなかった救急や入院の受け入れにも幅が出てきています。また、今春より副院長に着任されました谷口泰德氏は、元和歌山県立医科大学整形外科教授で、手・足の治療に精通されていて、専門的で質の高い医療を提供していただけるものと、大きな期待を寄せております。

また、眼科診療では白内障の日帰り手術が始まりました。今まで市外に足を運ばなければなりませんでしたが、これからはより自宅近くで治療を受けていただけますので、患者さんから大変好評を得ています。今後、症例数の拡大も検討しており、医療提供体制の充実は加速しています。

そのほかにも、本市の無料がん検診の受け入れにも十分対応してまいります。体調を崩された初期の段階、つまりは急性期から回復期・在宅医療、そして予防医療の推進と、こういった流れをつくることで、切れ目のない医療提供体制を構築することが、地域医療の充実に?がるものと考えています。

これからも、市民の皆さんの期待に応えられるよう、一歩一歩確実に歩んで行くとともに、地域に愛される病院となるため、日々全力で取り組んでいきますので、皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。

有田市長 望月 良男

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