市長からごあいさつ(平成27年1月)より良い有田をめざして

ページID1001666  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


新年あけましておめでとうございます。
市民の皆様には、輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
旧年中は市政運営に対しまして温かいご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。
昨年を顧みますと、広島市北部の大規模な土砂崩れ、御嶽山噴火など自然災害が多発しています。改めて、犠牲となった方々に哀悼の意を表するとともに、災害に対して日頃から備えることの重要性を痛感しております。

一方、青色発光ダイオードの開発、実用化を実現した日本人3人にノーベル物理学賞が授与されたという喜ばしいニュースもありました。同じ日本人として誇りを感じるとともに、逆境の中でも懸命に取り組むことの大切さを改めて感じさせてくれました。
そのような中、本市といたしましては消防庁舎が防災拠点施設として供用を開始しており、今後も引き続き防災・減災対策を着実に進めていくとともに、国や県と連携しての地方創生施策や、地域に根ざした個性豊かな文化の創造・振興の拠点として、多くの市民の皆様が気軽に参加し、文化芸術を身近に楽しむことができる新市民会館の建設に向け、力強く取り組んで参ります。
また、市民の皆様に健康で安心して暮らして頂ける地域医療体制を構築すべく、旧年中には和歌山県立医科大学との間に協定を結び、医師確保に向けた新たな取り組みを開始したところであり、本年はより充実した市立病院となるよう、全力を尽くして参る所存です。
さらに、じゃらんリサーチセンターとのプロジェクトから誕生した「わいわいがやがやあがらのまちを皆で考えてみよら会」という一つのシンポジウムをきっかけに、「お魚勉強会」というイベントも実現しました。市長就任以来、「市民との協働」を基本に、市政運営に取り組んできた私にとりまして、目指している高みに、また一歩近づけたもので、大きな進展であったと思っております。
本年はこの流れに乗り、幾つもの分野において立場を超えた輪をさらに広げ、深く浸透して、「市民協働」が発展していくことを願っております。
また、2015紀の国わかやま国体が開催されます。有田市では正式競技として成年男子の軟式野球、デモンストレーションスポーツとして近代3種とティーボールが実施されます。スポーツへの関わりを通じて、地域への誇りや郷土愛を育み、活気に満ちたひとづくりや地域づくりに繋がることを期待しております。市民の皆様方、ともに大会を盛り上げて行きましょう。
帆船は帆に風を受けて走る船ですが、どの方向から風が吹いても、その力を利用して目的地にたどり着くことが出来ます。この帆船のようにあらゆる状況を推進力に変えながら、市民の皆様が安全で安心して生活を営める明るい有田市というゴールを目指して邁進して参る所存でございますので、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

結びに、皆様にとりまして本年が健康で希望に満ちあふれた年となりますことを心から祈念申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

有田市長 望月 良男

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