令和6年度企画展「浄妙寺破損仏の世界。」

ページID1004813  更新日 令和6年8月22日

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浄妙寺薬師堂・多宝塔重要文化財指定120周年記念 浄妙寺破損仏の世界。

浄妙寺の創建と寺宝。

有田川河口付近、紀伊水道を臨む高台に位置する古刹・浄妙寺。

その歴史は古く、大同元(806)年に創建されたと伝わります。

寺宝には重要文化財の薬師如来坐像と両脇侍、十二神将像などがあります。

中でも、薬師堂中央の須弥壇は各部に螺鈿細工が施された優美なものです。

 

謎多き破損仏群。

一方、浄妙寺には多くの謎があります。

寺宝や建造物には鎌倉時代中期以降のものが多く、

この時期に寺容が整ったと考えられます。

しかし、本展の主役である破損仏群には平安時代後期のものが多く、

どこに安置されていたのか、由緒が全くわかりません。

 

なぜ今浄妙寺破損仏群に焦点を当てるのか。

令和6(2024)年は、浄妙寺の代表的な建造物である薬師堂と多宝塔が、

明治37(1904)年に重要文化財に指定されてからちょうど120年の節目に当たります。

薬師堂は破損仏群が長らく保管されていた場所でもあり、

浄妙寺の謎を解く手がかりともいえる建造物です。

これを記念し、破損仏群を通して浄妙寺の長い歴史と、謎に迫る展覧会を開催します。

ポスター

主な展示品

菩薩面
菩薩面(平安時代後期、有田市指定文化財)
菩薩胴
菩薩立像体部全面(平安時代後期)
焼損
焼損台座蓮弁部残欠(鎌倉時代)

関連イベント ギャラリートーク

企画展「浄妙寺破損仏の世界。」の担当学芸員が、各回テーマを絞って展示の解説を行います。

第1回2024.09.21(土曜) 13時30分~14時00分 「浄妙寺と破損仏群の謎。」

第2回2024.10.19(土曜) 13時30分~14時00分 「浄妙寺の創建と破損仏。」

第3回2024.11.17(日曜) 13時30分~14時00分 「浄妙寺の仏教美術と破損仏。」

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