市長からごあいさつ(平成29年3月)春遠からじ

ページID1001638  更新日 平成30年9月27日

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写真:望月良男市長


梅の木は一年で一番厳しい寒さの時期に蕾が膨らみ、花が開きはじめ、私たちに春の訪れを感じさせてくれます。寒さにじっと耐えながら栄養を蓄え、枝先に向かい一つずつ花を咲かせ、初夏には果実をたわわに実らせます。

2年前、市立病院では、常勤医師の不足等により診療受入等を制限せざるを得ない状況に陥りました。皆様方には大変なご迷惑とご心配をおかけしましたが、その後、医師の招聘を県庁や県立医科大学等に働きかけるとともに、多くの方々のご尽力によりまして、少しずつ実を結んできました。

現在は医師数も充足しつつあり、主に内科救急の受入を時間外も行うなどスタッフ一同による強化を図っております。また、病院の経営健全化については、まだ道半ばではありますが、年々着実に改善してきており、引き続き来年度も回復基調をめざしてまいります。

市民の皆様から、「市立病院に活気が戻ってきた」と励ましのお言葉をいただくことがありますが、分娩の再開など、まだまだ課題もあり、次の一手を常に模索し、情報収集に努めながら不断の取組みを行っていかなければならないと考えています。

特に分娩の再開は、本市のみならず有田医療圏全体の切なる願いであることは十分に承知をしています。公立病院としての使命を担っていることを肝に銘じ、皆様にとりまして、わがまちの誇りとなる存在の病院をめざしてまいりますので、今後ともご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

有田市長 望月 良男

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