市長からごあいさつ(平成29年1月)有田市の創生に向けて

ページID1001640  更新日 平成30年9月27日

印刷大きな文字で印刷

写真:望月良男市長


新年あけましておめでとうございます。市民の皆様には、健やかに新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。

昨年中は市政の推進に格別のご理解とご協力を賜り、衷心よりお礼申し上げます。有田市は、昨年市制施行60周年を迎えました。5月1日の記念式典では、多くの皆様にご参加をいただき、これまでの歩みを振り返るとともに、さらなる未来へと向かい、新たなスタートを切ることができました。本市を愛する温かいお気持ちにより、60周年を盛り上げていただきましたことに、心より感謝申し上げます。また、9月に任期を迎えた市長選挙におきまして、無投票で当選をさせていただき、3期目の市政を担当することとなりました。市民の皆様からのご期待に応えるべく、市長という重責を胸に刻み、皆様の声にしっかりと耳を傾ける姿勢を大切にし、着実にまちづくりに取り組んでまいります。

本年は有田市にとりまして、これまで前進させてきた取り組みがより具現化し、地域への誇りと喜びを、市民の皆様とさらに深く共有できる年にしたいと考えております。

まず、本年は新市民会館の完成を予定しています。旧市民会館に代わる新たな文化交流施設として、身近に文化芸術に触れることができる快適なホールとともに、充実した図書館を併設いたします。ホールの客席数は714席と近隣では最も多く、ゆったりとした座席で座り心地などに配慮し、また図書館は蔵書数を大幅に増やし、乳幼児からお年寄りまで来館されるすべての方々に安心して快適に利用していただけるような施設となります。様々な可能性をもつこの複合施設が、人と人とをつなぐ市民の交流の場としての役割も果たしていくことを期待しております。

また、国土交通省による国道42号有田海南道路の工事が昨年から本格着工されていますが、本年は有田川左岸の野地区から対岸に向けての橋脚部が立ち上がる予定です。これからも一日も早い完成に向けて、積極的に国へ要望してまいります。

そして地方創生の推進については、総合戦略に掲げた子育て支援をはじめ、諸施策に取り組んでまいりますが、特に、岬の稜線を走る風光明媚な有田みかん海道、美しい海岸と急峻な斜面に広がる矢櫃地区、太刀魚の水揚げ日本一を誇る箕島漁港、徳川御三家紀州の殿様が愛でた武家屋敷、紀伊水道に浮かぶ無人島・地ノ島を地域資源として磨きあげる「西側海岸エリアの5つのプロジェクト」を推し進めてまいります。これらの取り組みにより、多くの方に本市を訪れていただき、まちや地域の活性化を図ります。

いま私たちが取り組むべきは、人口減少にできるだけ歯止めをかけ、将来への課題に正面から対峙していくことです。そのために、これからの有田市をしっかりと見据え、市民の皆様と力を合わせ一歩一歩前進させてまいりますので、本年も変わりませず、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、今年一年が皆様にとりまして、健やかで幸多く、輝かしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

有田市長 望月 良男

このページに関するお問い合わせ

経営管理部 秘書広報課
〒649-0392 和歌山県有田市箕島50
電話:0737-22-3715
ファクス:0737-83-2222
経営管理部 秘書広報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。