令和7年度特別展「陶工 仙馬」

ページID1005233  更新日 令和7年8月8日

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陶工 仙馬

紀州と陶磁器

江戸時代、紀伊国を治めた紀州徳川家は、御三家の一角として大きな影響力を持っていました。

歴代藩主は、御三家として誇れるような国力の維持を図り、さまざまな方法を模索し続けていました。

江戸時代後期、そのひとつとして国産陶磁器が注目され、近代に至るまで多くの窯が成立します。

歴代藩主やその重臣の私的な窯で製作された御庭焼や偕楽園焼、紀州徳川家の援助を受けて操業された南紀男山焼や南紀小山焼。

民間窯として動き出した瑞芝焼や太田焼など、実に多種多様な陶磁器が近世以降、和歌山の歴史を彩り、支えてきました。

 

光川亭仙馬

近代化の足音が海を越えて伝わり始めた江戸時代後期、ひとりの陶工が誕生しました。

その名は政吉、のちに光川亭仙馬として紀州の陶磁器界を舞台に活躍し、数々の作品を生み出すことになります。

しかし、その活躍とは裏腹に、貧しい家に生まれ、相次いで家族に先立ち相次いで家族に先立たれた仙馬は多くの難題に挑み続ける人生を送ることになります。

 本展では、紀州随一の陶工と称された光川亭仙馬がどのような人生を辿ったのか、また、時代の過渡期で足搔き続けた苦悩の人生に迫ります。

ポスター

令和7年度特別展チラシ裏面

関連イベント 講演会

「陶工のアイディアブックー下絵帖からみた仙馬ー」

講師:和歌山県立博物館 学芸員 袴田 舞 氏

2025年11月22日(土曜)13時30分~

関連イベント ギャラリートーク

担当学芸員による展示解説を行います。

第1回2025年10月  4日(土曜)13時30分~

第2回2025年11月15日(土曜)13時30分~

地図

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