セアカゴケグモにご注意ください

特定外来生物セアカゴケグモについて　

セアカゴケグモは、熱帯地方などに分布するクモですが、海外から日本に侵入し、強い毒を持っています。
性格はおとなしく、攻撃的ではありませんが、素手で捕まえないようにしてください。
触るなどしない限り、特に咬まれることはありません。

体の特徴

メス（成体）は10から15ミリメートル（脚を除く）で、全体が黒色または濃い褐色で、腹部背の部分に赤色の帯状の模様があります。
オスはメスよりも小さく、3から5ミリメートル（脚を除く）で、人に咬みついた事例は確認されていません。

生息環境

巣を作るために日当たりがよく暖かいところ、昆虫などのエサが豊富なところ、適当なすき間があるところを好みます。
（主な例）側溝の側面やふたの裏側、花壇周りのすき間 など

駆除の方法

見つけた場合は、市販の殺虫剤をかけるか、底の厚い靴で踏みつぶして駆除してください。

咬まれた際の症状

咬まれたまわりが腫れてきて、熱を持ってきます。その後時間の経過とともに腫れと熱が全身に広がります。症状が悪化すると、四肢の痛みや腹痛、けいれんなどが現れることもあります。

咬まれた際の対処法

咬まれたときは、病院で治療を受けてください。咬んだクモを病院に持参するとより適切な治療につながります。

対策

庭の掃除や花壇の手入れなど野外で作業するときは、手袋をしましょう。
不用意に側溝などのすき間に手を入れないようにしましょう。
クモの生息しそうな場所は、こまめに清掃して、クモの住みにくい環境づくりをしましょう。

 

• 和歌山県ホームページ（外部リンク）