施設案内 有田市みかん資料館
- 概要
有田市文化福祉センター4階にある、有田みかんに関する資料を収集、展示する資料館。
- 所在地
- 〒649-0304 有田市箕島27(有田市文化福祉センター4階)
- 電話
- 0737-82-3221
- ファクス
- 0737-82-3311
- 来館条件 段階的緩和について
-
入館時にはマスクを着用していただき、手指消毒を行ってください。体調がすぐれない方はご利用をお控えください。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いします。
- 利用料金
- 無料
- 開館時間
- 9時30分~17時00分(最終入館16時30分)
- 休館日
-
水曜、年末年始等
- 駐車場
- 有料駐車場30台
- 交通アクセス
- 海南ICより車で約25分、有田ICより車で約20分
箕島駅より徒歩約4分
地図
施設概要
有田市みかん資料館は、有田市文化福祉センターの4階にございます。
400余年の歴史と伝統を誇る本市みかん産業について、先人が残した貴重なみかん史や古文書等関係資料を収集展示し、柑橘栽培の歴史と現状を紹介しています。
有田みかんの歴史
室町時代
- 永享年間
1429年~1440年 - 糸我荘に自生の橘があったと記録されている。(糸鹿社由緒書)
- 大永年間
1521年~1527年 - 接木が始まり、蜜柑の木が殖やし育てられる。
- 1574年
- 伊藤孫右衛門が、肥後八代より蜜柑の苗木を持ち帰ったと伝えられる。(紀州蜜柑伝来記)
安土桃山時代
- 1601年
- 有田郡で蜜柑が栽培されていたことが記されている(須谷村検地帳)
- 慶長年間
1596年~1614年 - このころから大阪、堺、伏見方面への蜜柑の積み出しが始まる(紀州蜜柑伝来記)
江戸時代
- 1619年
- 堺の商人が紀州富田浦から250石積みの船を借受け、江戸への海上交通を開く。
- 1632年
- 滝川原村の藤兵衛が初めて江戸に400籠の蜜柑を送ったと伝えられる(紀州蜜柑伝来記)
- 寛永年間
1624年~1643年 - 蜜柑の出荷販売組織、蜜柑方が逐次生まれる。
- 1685年
- 紀伊国屋文左衛門が嵐をついて江戸に蜜柑を送ったと伝えられる。
- 1698年
- 紀州藩が「蜜柑御口銀」として蜜柑税を徴収。(紀州蜜柑伝来記)
- 1734年
- 中井甚兵衛「紀州蜜柑伝来記」を記す。
- 1813年
- この頃有田郡で温州蜜柑の栽培が始まる。(紀州蜜柑論)
明治時代
- 1876年
- 金屋の方畑源左衛門、夏蜜柑を山口県萩より導入。
- 1887年
- 有田郡の上山英一郎が北米に蜜柑を輸出。
- 1897年
- 朝鮮へ蜜柑を輸出。
大正時代
- 1913年
- 田殿村大谷に試験場完成、新進気鋭の農学士朝倉金彦氏を場長に迎える。
昭和時代
- 1958年
- 有田市千田東地区で全国の蜜柑園では初めてのスプリンクラーによる共同灌水が始まる。
- 1959年
- 蜜柑15kg段ボール使用開始、LMSの呼称採用。
みかん作りのこよみ
1月 | 防寒防風対策 土作り 土壌改良資材の投入。中耕、深耕をする。 |
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2月 | 剪定 日当たりを良くする。木の状態を整える。良い果実をつけるため結果枝を作る。 | |
3月 | 施肥 果実の肥大生育等を良くする。 | |
4月 | 除草 発芽期 |
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5月 | 開花期 白い花が咲く。 病害虫防除(開花期~9月頃) |
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6月 | ||
7月 | 摘果(~9月) 毎年平均して良い果実が収穫できるように、果実のなり具合を丁寧に調べ、小さい実や傷のついた実を摘み取る。 | |
8月 | 灌水(不定期) 日照りが続いた場合、スプリンクラーで散水します。 | |
9月 | ||
10月 | 施肥 実に養分を取られた樹勢を回復させ、翌年良い果実をつけるように肥料を与える。 | |
11月 | 収穫(10月~12月) | |
12月 |
関連情報
このページに関するお問い合わせ
教育委員会 文化福祉センター
〒649-0304 和歌山県有田市箕島27
電話:0737-82-3221
ファクス:0737-82-3311
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