令和6年度 有田市教育委員会 体力アッププランについて
令和6年度 有田市教育委員会 体力アッププラン
「体力アッププラン」は、小学校と中学校で毎年実施している「体力テスト」の結果などをふまえて策定している「児童生徒の体力向上計画書」です。
1 体力・運動能力調査結果からわかる現状
- 令和5年度に比べてA判定が男子は-2.6%、女子は-2.0%と減少した。AもしくはB判定の割合としては、男子が+1.3%、女子が-3.3%であり、女子の上位層の割合が減少したことが分かる。また、CもしくはD判定の割合は、男子が+0.6%で大きな変化はないが、女子が+3.3%を増加している。
- 学年別に見ると、令和5年度得点の高かった現第4学年(男女)と第6学年(男子)は、令和6年度も得点が高く、更に令和5年度よりも全体として結果を伸ばしている。また、50メートル走については、現4~6年生で取組の成果が出てきているように見える。
- 全体として例年同様に握力、上体そらし、長座の3つについては、安定した結果が出ている。しかし、令和6年度は、反復横跳びとボール投げの結果が令和5年度に比べて得点が下がり、県平均を下回る結果の学年数も増加した。また、50メートル走については、令和6年度も県平均を下回る学年数が多く、課題を残している。
2 目標
令和7年度の「体力テスト」において、小中学校ともに、全種目で和歌山県平均及び全国平均と同等以上を達成する。
- 児童生徒の基礎体力の向上を目指す取組を実施する。
- 体力低下を防ぐため、運動の良さを伝え、自ら運動へ取り組む児童生徒を育てる。
- 各課題を意識した取組を行い、下位層から中位層へ、中位層から上位層へ引き上げる。
3 授業改善に向けた指導について
- 小学校にて体力アップ事業を実施し、50メートル走の課題克服へと繋げていく。また、中学校へも情報を共有する。
- 体育主任を中心とした校内研修の充実が図られるように情報発信を行う。
- 体力向上や主運動につながる準備運動・柔軟運動の工夫・改善への助言を行う。
- 場面に応じたICTの活用を推進する。
- 授業内で発達段階に応じた運動量が確保されるように助言する。
- 体育器具等、学習環境の整備を進める。
4 特別活動や教科外活動の充実に向けた指導について
- 体育集会・体育的行事等の取組を把握する。
- 児童生徒の主体性を引き出しながら、外遊び等、休憩時間における屋外での運動の機会を増やすための場の設定を行うように推進する。
- 「きのくにチャレンジランキング」の積極的な活用を促す。〔小学校〕
- 運動部活動における計画的・効果的な指導の充実が図られるよう助言する。〔中学校〕
- 基本的生活習慣の確立を目指すため、児童生徒や家庭への啓発等に関わる情報の周知に努める。
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