令和5年度 有田市教育委員会 体力アッププランについて
令和5年度 有田市教育委員会 体力アッププラン
「体力アッププラン」は、小学校と中学校で毎年実施している「体力テスト」の結果などをふまえて策定している「児童生徒の体力向上計画書」です。
1 成果と課題
(1)これまでの取組成果
令和4年度の記録を児童生徒及び教員で共有する機会を設けたり、ワンポイントアドバイスを掲示するなど、一人一人に課題意識を持たせる工夫を行ってきた。
小学校では、コロナ禍の中であっても、工夫した取組の継続により外遊びをする児童の増加がみられた。
中学校では、補助運動や柔軟運動を授業導入時に設定し、一人一人の体つくりを意識できるようにした。
- 小学校においては、「握力」「上体おこし」「長座体前屈」「反復横跳び」が、例年通り高い値を示している。それに加えて、「立ち幅跳び」「ボール投げ」の改善が見られた。
- 中学校においては、令和4年よりもA、B 判定の生徒数が男女ともに増加している。種目においては、「握力」「上体おこし」が高い値を示している。
(2)課題
中学校において、改善傾向が見られたが、学校間での差がある。
小中学校ともに「50m」に大きな課題がみられる。これに加えて、小学校では、「立ち幅跳び」に、中学校では、「持久走」や「ボール投げ」に課題があることも見て取れる。
2 目標
令和6年度の「体力テスト」において、小中学校ともに、全種目で和歌山県平均及び全国平均と同等以上
を達成する。
- 児童生徒の基礎体力向上を目指す取組を実施する。
- 体力の2 極化を防ぐため、運動の良さを伝え、自ら運動へ取り組む児童生徒を育てる。
- 各課題を意識した取組を行い、下位層から中位層へ、中位層から上位層へ引き上げる。
3 授業改善に向けた指導について
- 小学校にて体力アップ事業を実施するとともに、その情報を中学校にも共有する。
- 体育主任を中心とした校内研修の充実を図る。
- 体力向上や主運動につながる準備運動・柔軟運動の工夫・改善を図る。
- 場面に応じたICT の活用を行う。
- 授業内で発達段階に応じた運動量を確保する。
- 体育器具等、学習環境の整備を進める。
- 一人一人が課題を持ち、体力向上を目指せる授業を展開し、達成感や肯定感を伸ばす。
4 特別活動や教科外活動の充実に向けた指導について
- 体育集会・体育的行事等を計画的に実施する。
- 児童生徒の主体性を引き出しながら、外遊び等、休憩時間における屋外での運動の機会を増やすための場の設定を行う。
- 「きのくにチャレンジランキング」の積極的な活用を促す。〔小学校〕
- 運動部活動における計画的・効果的な指導の充実を図る。〔中学校〕
- 基本的生活習慣の確立を目指すため、児童生徒や家庭への啓発等に努める。
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