熊野古道

ページID1001425  更新日 令和5年11月28日

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写真:熊野古道1

写真:熊野古道2

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熊野参詣は平安時代中期に起り、その後中世に盛んになったが、そのゆきかえりの道が熊野街道です。有田市のおいては下津町より蕪坂を下り、宮原を経て、有田川を渡り、糸我へ着き、糸我峠より湯浅へと通じています。その間はるか熊野三山を拝むところであったと言われています。
その途中には蕪坂塔下王子社、山口王子社、糸我王子社跡や後鳥羽上皇御幸の際昼食をされた御茶屋の芝昼養所、宮原渡し場跡などがあります。また、蕪坂塔下王子社より少し下ったところに「太刀の宮」があり、ここは元和の昔(1615年~23年)宮崎氏の一族に当たる宮崎定直が大阪夏の陣から故郷宮原荘へ帰る途中、この社前で名剣の霊験によって危難を免れたので、その剣を神社に奉納したといういわれがあります。また、少し下ったところに市指定文化財「爪書地蔵」があり、4m余の自然石に阿弥陀と地蔵が線で描かれています。これは弘法大師が爪で描いたと伝えられているものです。そして宮原から舟で有田川を渡り、糸我へ入ると中将姫ゆかりの寺得生寺、糸我の一里塚、本朝初といわれる糸我稲荷神社糸我坂の上り口に糸我王子社跡があり糸我峠を経て、湯浅の逆川へと続いています。

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